- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
週末だすボブどん。午後出勤になったから先月までに比べりゃラクなんだけど、それでも平日は好きになれない。東京なんて直下型大地震で壊滅すればいいんだ。
んで。雑誌と漫画を読み散らしながら間隙を縫って荘八龍馬の第2巻を読了。今回も前巻に負けず劣らずスゴかった。黒船&尊皇攘夷で、ようやく龍馬も世の中について考え始めたけど知恵遅れ気味だから答えは出ず。そんな龍馬を荘八は放置プレー。この巻の後半は龍馬なんて欠片も出てこない。これは斬新だ。
残るは第3巻のみ。このペースだと脱藩すらせずに完結する。大団円が楽しみでしょうがない。
- 山岡荘八
- 山岡荘八歴史文庫(講談社)
- 貰い物
ついに早起き最終日! 0625起床に3ヶ月も耐えた自分を褒めてあげたい。でも契約延長で明日からも仕事だ。休みたかったからちょっと悲しい。午後出勤+時間単価UPはちょっと嬉しい。悲喜こもごも。
んで。逃げまくってた貰い物シリーズに再突入で、まずは名作の噂を耳にする荘八の『坂本龍馬』に挑戦。いきなりスゲェぜ。この龍馬、物事をほとんど考えない。剣の腕はあるようだけど、ほぼ白痴だ。なにも行動しないから進展がない。他人事ながら将来が心配になってきた。
この調子が最後まで続けば龍馬小説の最高傑作になること間違いナシ。さすが荘八、よくわかってるなぁ。

- イカロス出版
- 月刊誌
仕事してるふりをしながらセンバツを観る日々。どうにも上手投げの投手が多くて不本意だ。もっと高校生らしく横とか下から投げてほしい。などと呟きながら貰い物シリーズ再突入を引き延ばす。
んで。特集の「なるほど!世界の戦闘機最新事情2005」を晩酌の肴に読んでみたところ『JWings』の世界には10ヵ国しかないらしく、しかもホンジュラスが入ってたりして狭いことこの上なし。当然だが全然面白くない。まぁこの雑誌、中身のある特集は年に1回くらいだからしょうがないけど。
でも読める連載がある分、まだマシかも。これが『航空ファン』だと特集ハズレ=読めるページなしってことになるしなぁ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
今度こそ貰い物シリーズに再突入せねばと思ってはいるんだけど今日まで逃げていいことになった。俺の人生、逃げの一手。
んで。堅い本の後はこれに決まってる。大好評(俺に)の『かわせみ』第21巻は江戸の町で暴れる謎の巨大犬型張子を阻止すべく立ち上がった宿屋のアツい戦い。ちょっとウソついた。本当は泊まり客が怪しかったので東吾が解決した。今回も花世タソが不在がちで萌え成分不足。ハァハァ度低めの残念な結果に終わった。平岩先生が俺になにを望んでいるのか全く見えないよ!
萌えのない『かわせみ』なんて、ただ面白いだけの時代物でしかない。ふむ、面白いならいいじゃん。
- 童門冬二
- 学陽書房人物文庫
- 貰い物
眠いね。毎日しっかり7時間睡眠なのに眠いね。春だしね。だから仕事中ボーっとテレビで甲子園を観て過ごした。とても有意義な一日だった。
んで。恐怖の貰い物シリーズで童門に挑戦中。下巻に入ったからといって何が変わるわけでもなく、相変わらずこれぽっちも面白くないどうでもいい話が続いてた。これといったエピソードがあるわけでもなし、キャラに魅力があるわけでもなし、見所と呼べるものは皆無。驚くほどつまらなかった。
童門の本を手に取ることは二度とないと思う。
- 童門冬二
- 学陽書房人物文庫
- 貰い物
そろそろ朝からの出勤は限界っぽい。職場にいても昼過ぎまでは眠くて眠くて、思わず居眠り全開。でも読書は好調なペースを維持だ。
んで。本棚お片付け運動の一環として貰い物シリーズの季節到来。友人曰く“最悪に下手”という高い評価を受けていた童門に初挑戦してみた。読み始めるにあたって相当な覚悟を決めたのだが、そこまでひどくないような? 将門や貞盛の言葉遣いが現代的なので1000年という時の隔たりを感じず自然に読める。登場人物の心の動きやストーリー展開はかなり簡略化されているので軽く読める。ここまでのところ歴史物としての雰囲気、キャラの魅力、物語の深みはゼロ。要するに少しも面白くねぇ。
なるほど下手だ。納得した。
- 麻生幾
- 新潮文庫
- 古本
この季節はダメだ。ヤツらが飛散してるせいで仕事にならない。こういう言い訳が出来るいい季節でもある。
んで。情報が官邸に達さない話。我が国の危機管理に関するノンフィクションだと思って読み始めたんだけど、阪神淡路大震災の情報収集に飛び回る自衛隊のところで気がついた。空自の徳島航空教育群、SR-61小型偵察機、愛媛の小松航空隊、HSS偵察機、これ全部実在しない。こうなると自衛隊以外の部分もそれっぽいことを書いてるだけで実際はフィクション、もしくは相当な脳内補完が入っていると考えるべきだろうなぁ。麻生幾ってこの程度か。
でもまぁそこそこ面白かったよ。トンデモ小説としてなら。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
3連休! 外に出るとミクロの恐怖物質に襲われること必定なのでヒキコモリ決定。超ダラリと過ごしてやる。なんにもしねぇ。呼吸もしねぇ。
んで。『かわせみ』20巻目をマターリ読了。いつも通り面白かったんだけど萌えの少なさが気になった。前回あれだけ活躍した花世タソが全く登場しなかったのが痛い。読んダラにおける『かわせみ』は基本的にハァハァ小説なのでハァハァできないと書くことない。それでも無理に書いてみると、えーと、表題作「お吉の茶碗」は何百両もする茶碗であることに最後まで気がつかないので平和だったがお吉にハァハァするわけにもいかないので非常に困った。
詰まるところ宿にお客がきて東吾が事件を解決したのでよかったと思った。
- R.P.ファインマン/大貫昌子(訳)
- 岩波現代文庫
- 新本
ようやく金曜日。今週も長かった。仕事のストレスのせいで日記を書くのもツラい。なにもしたくない。一刻も早く逃げたい。
んで。下巻は1日で読んだ。ファインマン先生が頭の良さをひけらかしつつ、いろんなことに手を出し続けたまま終了。思ったことはすぐ口に出し、興味を持てば実際に試し、納得がいかないことはとことん追求、という面白そうな人だった。でも実際にこんなのが身近にいたらイヤだろうな。間違いなくウザい。
それにしても、この人はいつ物理学の研究をしてたんだろか。やっぱノーベル物理学賞ってチョロいんじゃないかなぁ。









