読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年03月23日 [書籍の類]

平将門 湖水の疾風 (上)

  • [著] 童門冬二
  • [刊] 学陽書房人物文庫
  • [入手経路] 貰い物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

そろそろ朝からの出勤は限界っぽい。職場にいても昼過ぎまでは眠くて眠くて、思わず居眠り全開。でも読書は好調なペースを維持だ。

んで。本棚お片付け運動の一環として貰い物シリーズの季節到来。友人曰く“最悪に下手”という高い評価を受けていた童門に初挑戦してみた。読み始めるにあたって相当な覚悟を決めたのだが、そこまでひどくないような? 将門や貞盛の言葉遣いが現代的なので1000年という時の隔たりを感じず自然に読める。登場人物の心の動きやストーリー展開はかなり簡略化されているので軽く読める。ここまでのところ歴史物としての雰囲気、キャラの魅力、物語の深みはゼロ。要するに少しも面白くねぇ。

なるほど下手だ。納得した。