- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
アニメ「宇宙兄弟」をまとめ見したら感化されて次の宇宙飛行士選抜に応募しようとか思っちゃって前回の募集要項をチェックしたら、視力。つれーわー。視力以外は資格満たしてるのに、マジつれーわー。
んで。真田ラノベ第4巻は、朝鮮出兵中で真田さん家はやることなかったから忍者メイン。これがとにかく下手でなぁ。女忍者の甲賀脱出が“練りに練った案”なのにお粗末だったりして、池波忍者は読んでてキツい。ストーリーの途中になんの必然性もなく出てくる池波エッセイパートも邪魔。原稿枚数を稼ぐのに四苦八苦してる状況が透けて見える気がする。
面白いかどうかは聞いてくれるな。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
ふとwikiでアフタヌーンの項を見てたら「ラブやん」が完結してた。我が青春のバイブルが終わっちまってたのか。未読分も(ブコフで100円棚に落ちてきたら)絶対に買うよ!
んで。真田ラノベ第3巻は、秀吉が小田原攻めとか朝鮮出兵とかしてる裏で真田家では幸村君の人質人生が開幕したり信幸お兄ちゃんが分家したりと多少の動きはあったけど、なにせエコ精神を欠いたページ上半分のみの小説だからサクサク進む。文字を追う目線の移動は最小限で済むから消費カロリー上はエコなのかも知れん。
面白いかどうかは、君も読めばわかる。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
妻のおでこにでっかいニキビが出来たので医者に行ったら薬局のおばちゃんが「付き添ってくれて優しいお父さんだね~」って。いつものことだが間違われる原因は成長しない妻にある。
んで。真田ラノベ第2巻。小牧長久手の戦が終わり、真田家が上杉の傘下に編入したあたり。ろくに推敲してないような文章。無駄な会話と改行。ページの下半分真っ白。露骨な原稿枚数稼ぎで中身スカスカ。とまぁ要するにいつも通りの池波ってことよ。情報密度が低いからダレまくり。ツラい。
俺はポリアンナじゃないので、よかった点は探しません。ノーよかったでフィニッシュです。
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
妻からスマホのデータ通信が遅すぎるとの苦情が入った。WirelessGateヨドバシ480円SIMだし、そりゃ遅いよなぁ。DMMモバイルに切り替えて様子を見ることにしよう。
んで。真田ラノベ。20年くらい前に読んだことがあって内容はさっぱり覚えてないんだけど、ネガティブなイメージだけは残ってたんだ。今回、改めて読み始めてその理由がわかった。忍者だ。いきなり忍者が出てきた。それも真田十勇士というわけじゃなく、いつもの池波忍者。池波忍者は全然面白くないから、そりゃいいイメージが残ってるわけもない。
先は長いというのに第1巻の時点で先行きが暗い。これは(ストレスとの)果てしない戦いになるぜ。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
弟が勤めてる某市役所が広報誌に漫画を掲載したいってことで、友達のツテを頼って漫画家を紹介中。公募型式だから結果はわからんが、せっかくだから紹介した人が採用されますように。
んで。仕掛人の最終巻は、相変わらずネタ切れ風味の長編。白子屋の残党との戦いがクライマックスに突入しようかというところで作者死亡。ぶっちゃけ続きなんて気にならないんだけど、どうせなら書き終えて死ねと思った。そして残ったページは対談。社会経験の乏しさか、それともただの老害の妄言か、いつもながら池波の対談は薄っぺらくてどうにもならん。
これで大作家と呼ばれていたんだから、悲しむべきは当時の娯楽の少なさよ。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
久々に山田うどん。俺はかき揚げ丼セット、妻(臓物好き)はパンチ定食というお決まりの注文で満足した。うどんが妙に落ち着く味なのは、きっと舌が給食のソフト麺を覚えているんだ。
んで。仕掛人の第6巻はまた長編。ネタ切れだからしょうがないね。大阪白子屋の残党を撃退しながら知り合いの薬種問屋敬養堂店主清助を仕掛けから守る梅安先生、仕掛人なのに長いこと仕掛けの仕事してないねぇ。絶対絶命のピンチに陥るたびに偶然の助けが入るご都合展開ばかりで安易に過ぎる。惰性で読めなくはないんだけど、とかく安っぽい。
白子屋をやっつけたところで完結させたほうが間違いなく綺麗だったな。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
大学に通わせているフィリピンの義妹から、論理哲学の期末レポート(英語)を添削してくれとの依頼。そう言われても講義の内容を知らんのだが……。でも数時間かけて無難な内容で書き直してあげた優しい俺。
んで。仕掛人の第5巻は、あまり出来のよくない短編の後、また長編で大阪の白子屋と対決。困ったときの長編だけに中だるみが激しかったけど、言っちゃえば最終決戦みたいなもんだからそれなりに緊迫した雰囲気もあって可もなく不可もなく読めた。でもさ、ここで白子屋をやっつけちゃったとなると、この先もうやることないぞ。
とっておきのネタも使ってしまったし、次からどうなるのか楽しみではある。悪い意味で。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
以前はそれだけで生活できてた通販業務が本格的にもうダメ。前年比3割減。ここまで来ると、もうお金のためじゃない。間借りしてる倉庫までの移動中に読書するのが目的だ。電車賃が出たらそれでいいや。
んで。仕掛人は第4巻にして早くも長編が登場。つまり予想した通りどう見てもネタ切れです本当にありがとうございました。ご存じの通り池波はネタに困ると長編で時間を稼ぐ癖がある。今回もいつもの長編と同様、いいとこ短編1本分の内容を無駄な会話とト書きでこれでもかと希釈した駄作だった。これはダメだ。
こんなダレた話を書くくらいなら、ネタがまとまるまで休むとか、いっそ気持ちよく完結させるという選択肢はなかったんだろうか。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
バイク用のスマホホルダをどうにか安くあげようとトライ&エラーした挙げ句、最終的にやっぱり普通に専用のクランプバーとホルダを使うのがベストという当たり前の結論に至ってしまって非常に悔しい。
んで。仕掛人の第3巻は小杉十五郎に頼りっぱなし。小杉十五郎ってアレだよ若い剣客で梅安のお友達。これが江戸を離れたと思ったら帰ってきたりまたいなくなったりして、梅安先生の仕掛けよりも小杉十五郎の動向がメインストリームになってた。小杉十五郎はいいキャラだと思うんだけど、安易なヘビロテが池波の苦し紛れを浮き彫りにしてるというね。早くもネタ切れの匂いが濃厚。
仕掛人という設定は面白かったのに、短ぇ夢だったな。
- 池波正太郎
- 講談社文庫
- 貰い物
貧乏人は麦を食えっていうから素直に従ってこのところ押麦を食べてるんだけどさ。プチプチして美味いから特段文句はないんだけどさ。でもこれ、ブレンド米より高いよなぁ。
んで。仕掛人の第2巻。相変わらず梅安先生が人を殺す話。まだネタ切れしてない気配で、今のところちゃんと殺してる。暗殺シーンがあっさりした描写なのが渋くてよろしい。ただ、池波あるあるだけど、考えなしにその場の雰囲気だけで「世の中の仕組は、すべて矛盾から成り立っている」なんてことを書くから随所で安っぽさを感じちゃうんだよなぁ。全てが矛盾してたらシステムとして成り立ってないと思うぜ。
ま、ラノベ相手に冷静な指摘をするは無粋だって自分でもわかってるんだけど。