2003年05月13日 の日記
■2003年05月13日 [書籍の類]
闇は知っている
- 池波正太郎
- 新潮文庫
- 手持ち
俺満足度:★★☆☆☆
悪夢のようなエッセイを読んでしまったので、お口直しに池波。薄い文庫だったから即日完読。
んで。前に読んだ『闇の狩人』と同じ世界の話だった。時代的にはちょっと前になるのかな。登場人物も重なってたしエピソードにもつながり多くてそこそこ楽しめた。
こういう風に知らないで読んでみたらストーリーがつながってたっていうの、けっこう好きかも。
■2003年05月13日 [書籍の類]
フィレンツェの台所から
- 渡辺怜子
- 文春文庫
- 借り物
俺満足度:☆☆☆☆☆
ピザを食べたら美味しかったのでイタリー料理最高と思って家に転がってたイタリー料理関連と思しき本を読んでみた。
んで。端的に言ってクソだった。壮絶につまんないことが延々と続くし、なにより文章が下手すぎる。意味不明な文章が唐突に出現したりして情景が思い浮かぶ余地など全くなかった。リンボウのイギリスじゃないエッセイから文章力を抜いたらこんな感じになりそう。
結局、著者のイタリア人の知り合いを意味もなく紹介した本としか思えなかった。この目のつけどころの悪さはエッセイに向いてない。