2005年11月11日 の日記
■2005年11月11日 [書籍の類]
戦艦大和 復元プロジェクト
  • 戸高一成
  • 角川oneテーマ21
  • 新本
俺満足度:★★★★

仕事を自宅に持ち帰ったら意外にもサクッと終わったので余った時間は酒飲みながら本を読む。処分シリーズから解放された幸せを噛みしめる。

んで。今年は大和ブームの気配なので買ってみた戦艦大和“の模型”の話。たかが模型と思いきや、大和研究家たちの助力を得つつ、わかる限りの情報を詰め込んで再現された究極の大和は1/10スケール。つまり全長約26m、重量30t弱。小型船舶免許じゃ乗れないな。見えない部分も手抜きなしだ。社長が「こうなったら、もう意地だ」なんて言っちゃった山本造船(株)に乾杯。それにしても大和型は美しい。それがバイタルパートの小ささと表裏一体であるにしても。いや、だからこそ美しいのかもしれん。これぞ日本の戦艦だ。

この本、油断して2冊買ってた。Amazonは注文済みかどうか確認しづらいのがイヤだ。

■2005年11月11日 [書籍の類]
一億三千万人のための 小説教室
  • 高橋源一郎
  • 岩波新書
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

職場の都合により残りの作業は自宅でお楽しみくださいという指示のもと早々に追い出されたので素敵すぎ。週明けに持ってけばいいんだからまったりやろう。

んで。処分シリーズ最後の1冊。しゃくれた馬の人が書いた本。エーリヒ・ケストナーという人が書いた『エーミールと探偵たち』を例に挙げて小説の書き方指南。さほど興味はないが軽く読めた。なぜ馬の人が小説教室なのかは不明だが「小説に書けるのは、ほんとうに知っていること、だけ」って、馬の人がいいこと言った。確かに妄想だけで書いた小説は迷惑以外の何物でもない。

今回の処分シリーズを振り返ると、苦手の新書が7冊も続いたのがキツかった。なんで趣味の読書でこんなに苦しんでるんだろ。