2006年01月5日 の日記
■2006年01月05日 [書籍の類]
平泉
夢の跡再生
- 黒沼芳朗/村井康典
- 岩手日報社
- 借り物
俺満足度:★★☆☆☆
毎度のことだけど通勤再開と同時に読書ペースが上がった。電車では読書しかすることないからなぁ。本に集中してないと喧嘩を売ったり買われたりして怖いし。
んで。数年前、平泉史跡巡礼の折りに毛越寺か中尊寺の売店で所望した本。弟が持ってた。北上川に堤防を作ろうとしたら遺跡が出土、それが清衡&基衡の居館と伝わる柳之御所のような気配なのでいろいろ考えてみた、という岩手日報連載記事。奥州藤原氏の文化や宗教観について勉強になった。勉強以外の何物でもなかった。
その後の経過を調べてみたら堤防のルート変更に落ち着いたようだ。史跡公園にする計画らしいので完成したら行ってみたい。
■2006年01月05日 [書籍の類]
「あさま山荘」籠城
-無期懲役囚・吉野雅邦ノート
- 大泉康雄
- 祥伝社文庫
- 新本
俺満足度:★★☆☆☆
今日から仕事。8日間もヒキコモってたから出社拒否しそうになった。でもしょうがないので今年もボチボチ稼がせていただく。
んで。本年1発目の文庫は連合赤軍物。著者は吉野雅邦の幼馴染みで学生時代に逮捕歴のあるアカ。アカがアカい友達のことを書いてるから馴れ合いじみてた。「総括」で殺された連中への同情論が出てきたりしてヲイヲイって感じ。テロリストに同情するなよ。殺したほうである吉野については、裁判所がしなくていい情状を酌量して無期懲役で終わってた。死刑でいいのに。
それにしても連合赤軍がなにをしたかったのかが全くわからん。革命ってなに?