- イカロス出版
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで珍しく3ヶ月連続の『JWings』。特集は「軍用機マニアの常識・非常識」という漠然としたタイトルの初心者向け記事。物足りない内容だったけどもともと特集には期待してないからヨシ。連載は「日本の大戦機」が赤トンボ、「未完の計画機」が米陸軍の軽観測ヘリ、「オールドジェット」がYak-38フォージャー。機種選定に不満を感じるけど安心して読めた。
『スーパーローリングインザスカイ フレッチェ・トリコローリ』ダイジェスト版DVDが付いてきたので初めてフレッチェってものを観た。フォーメーションのキレはイマイチだけどソロ機はスゲェな。なんだこの気持ち悪いマニューバー。
- 一橋文哉
- 新潮文庫
- 古本
水槽の水がこなれてきた気がしたのでタイワンキンギョを移動。容積2.6Lの超小型水槽から19Lへと格段の出世を成し遂げられた。そこに一匹だけでお住まいなのだから贅沢だ。いいなぁ魚。
んで。グリコ森永がスゴかった一橋、今回はついに三億円事件の真犯人を見つけた。真犯人は元警察官で、当時警察がマークしていた不良少年グループと接点あり。そんなわかりやすい人間にも関わらず捜査の手が及ばなかった理由については一切触れていないが、まぁ全部フィクションだからしょうがない。
でも、ちょっと中途半端だったな。一橋には、もっとバカらしいことを書いてほしい。
- 文林堂
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで久しぶりの『航空ファン』は、特集「小型空母」が気になった。特集以外に読めるページがないことをわかってて買うんだから俺ってヤツは人間の器が大きいことよ。と言ったそばから激しく後悔。特集もつまらなかった。シャルル・ド・ゴールがシュペル・エタンダール載せてて、今どきブライドルケーブルかと思った以外になにもない。だいたい小型空母の話なら世艦で読んだほうがいいに決まってる。っつーかシャルル・ド・ゴールは小型空母じゃねぇ! 特集以外も完敗。日の丸アパッチの話題に救いを求めたがセンターカラー1ページでどうしろと。よかったのは表紙だけ。表紙1枚のために1200円。
今まで何回決心したか憶えてないけど、今度こそ二度と買わないと誓う。
- 「少年A」の父母
- 文春文庫
- 古本
タイワンキンギョはまだボールの中で不自由な避難生活。新しい水槽の準備はほぼ完了してるんだけど水がこなれてから移動させたほうがいいらしい。よくわからんがもう少し待ってみる。
んで。ゴーストライターが書いた本。少年犯罪だから実名は出てないが「少年A」がイニシャルトークになってるからいいや。もともと勉強できない、万引きする、友達殴る、不登校、その他問題山積だったAくんは、その後もご両親に見守られながらのびのびと成長した。キチガイに。子供の品質は100%親の責任だ。つまらない本を出した罪も重い。面白い本を書くのが責任ってもんだろ。
Aくんは娑婆に出てきてるよね。キチガイは死んでも治らないから野次馬を喜ばすため社会の安全のために近況を詳しく公表してほしい。
- 佐野三治
- 新潮文庫
- 古本
ボールに仮住まい中のタイワンキンギョが引っ越したいと言うので近所のホームセンターへ。補修剤がなかったことを言い訳にして水槽ゲト。セットの外掛け式はイヤだから上部フィルターを別買い。ヒーターと底砂も買わなきゃ。なんか楽しい。
んで。ブコフ105円棚でなんの気なくタイトル買いしたら大当たり。1992年の正月、グアムを目指すヨットレースで豪快に沈没して27日間漂流してた人の話。7人のクルーのうち1人は転覆時に死んだので6人がライフラフトで漂流。救難信号発信器と救命キットはなくすし、水も食料もないからもう大変。そのうち1人また1人と減って、最終的にこの人だけが生き残った。
実体験だけあって緊迫感がスゴい。文章も上手い。読んダラ日記で一言も文句が出ないなんて珍しい。
- 中野不二男
- 文春文庫
- 古本
雨で濡れた階段で滑って転んで左スネ負傷。痛い。俺に力があれば滑る階段など消し去ってやるのに。っつーか滑らない靴買え。
んで。大宅賞作『レーザー・メス 神の指先』(絶版)がブコフになかったので同じ著者の本を買った。ニュースで取り上げられた科学な話題を解説しつつ、科学に対する日本政府とかマスコミ、科学者の姿勢を嘆いてた。F-1ブルーインパルスとか消防飛行艇実証機がUS-1改とかいう間違いもあったけど、それなりに面白かった。
とにかく科学は面白い。素晴らしい。無敵。科学の発展のためなら人類が滅んでも許されると思う。
- 清水義範/西原理恵子(絵)
- 講談社文庫
- 古本
軽い本を中心に読んでたら、重たげな本が怖くなってきた。手に取るのを躊躇しちゃう。この不穏な流れをどこで切るか。
んで。また軽い本。今回は理科じゃなく社会科だったので全く興味ねぇ。北海道産のコンブが富山と沖縄の郷土料理になってる理由以外は全て興味なっしんぐ。理科に比べると焦点が定まってなくて鋭さに欠けたのもツラかった。人間の活動で好きなのは戦争と事件と事故だけなので、暮らしだ歴史だと言われても楽しめるわけないよ。
「じゃまものは消してしまえ すみごこちのいい世界にしようじゃないか」と大山のぶ代も言っていた。みんな消えちゃえ。
- 清水義範/西原理恵子(絵)
- 講談社文庫
- 古本
大切に飼ってるタイワンキンギョが今年に入って元気なくて心配していたところに水槽から水漏れ。とりあえず料理用のボールに緊急避難。新しい水槽を買うか補修するか悩ましいがとにかく急がねば。
んで。今回は遺伝子とビッグバン。どちらの話題も前巻で取り上げてたけど、間違いがあったようで改めて勉強したみたい。熊さん八つぁん調の会話でビッグバンを語るとこが秀逸。壮大に小難しいネタにも関わらず楽しすぎてスラスラ読めてた。あまりにスラスラ進んだおかげで内容は理解してないような気がするけどへっちゃら。
前巻で全く面白くなかった西原漫画はリミッターが解除されたのか文章無視して異世界へ。ぶっちゃけ、邪魔。
- 清水義範/西原理恵子(絵)
- 講談社文庫
- 古本
終日布団から出ずに寝たり読んだり寝たり読んだりの退廃的週末ライフをエンジョイ。毎日こうならどんなに幸せか。
んで。昔、読んだことがあるような微妙な記憶。ほとんど憶えてないけど。科学については素人の著者だから普通の人がわからないことは書いてるほうもわかっていない。読者の代わりに勉強してくれるイメージだな。ネタは宇宙や脳についてで、けっこう鋭い。楽しく読めた。
しかし『おもしろくても理科』なんていったら、まるで理科が面白くないみたいじゃんか。理科はおもしろいぞ。
- 田口美貴夫
- 講談社+α文庫
- 古本
昨日は弟の家で去年のオーストラリア旅行のビデオを観たり。週末に慣れない外出などしたもんだから今日は終日ぐったり。布団からほとんど出なかったらますますダルくて超やってらんねぇ。
んで。興味もないのに民間機エッセイ。著者は問題を隠し通せていた頃のJALでジャンボ飛ばしてた人。わりと読みやすかったけど残念ながら民間機だった。せめて整備の話だったら。途中、航学で空自に入隊というエピソードが出てきて興味の糸口になるかと思いきや半年で辞めてた。全然興味湧かない。
読むなら素直に軍用機物にしとけということか。
- 佐々淳行
- 文春文庫
- 古本
残業自粛日だったので帰りにブコフで20冊ほど仕入れてきた。立ち読みもせず即購入の俺は上客だろうと思ったんだけど物色するのは105円棚ばっかりなので売上げにはさほど貢献していなかった。
んで。安田講堂物。勉強の成果が遺憾なく発揮され「代々木」「四トロ」という単語が出てきてもすぐに理解できた。すぐ忘れるが。基本的に警察側の動向についてのみで、誰某隊長率いる機動隊が出動したとか催涙弾が何発あったといったポリ内輪ネタが充実してた。相変わらず自慢たらたらだったけど、佐々のわりには鼻につかなかった。
機動隊の頑張りは認めるが、所詮丸腰だから戦闘シーンがグダグダ。自衛隊を出して学生全員サクッと射殺、みたいな展開のほうがよかったと思う。
- 深田正雄
- 光人社NF文庫
- 新本
せっかく38度超の熱が出たのに苦しかったのは週末だけで月曜日には平熱に戻ってた。悪夢だ。“プロのビジネスマン”とか言われても嬉しくねぇ! 俺はとにかく仕事を休みたいのだ。
んで。『軍艦メカ開発物語』の続編。前回の話題をふまえた上での細かい解説で大変よろしかった。アンテナ、舷外電路、探照灯など、兵器の範疇を越え気味なマニアックなネタのオンパレードで堪らん。感激したのはモーターの回転速度を制御するワードレオナード方式と、その電気をハイドロに代えたようなジャンニ・ギア(整動機)の項。どうやって油圧で回転運動を作り出すのか不思議に思っていたが、傾けた円板を滑らせるとは! ノーベル工作賞やる。※ジャンニ・ギアの一般名称は“斜板形アキシャルピストンモータ”かも?
でも後半は海軍工廠や艦政本部といった組織の話だったので超興味ねぇ。
- 防衛弘済会
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで特集「在日米軍再編」は正直あんまし興味なくて苦労した。でこくーる様カムバック。そういや総隊司令部が横田に移るみたいだけど総司飛はどうすんだろう? 特集より存在感あったのは「自衛隊ルポ」。紹介されていたのは空自救難教育隊。『よみがえる空』に合わせたタイムリーなネタだ。メディック超カコイイ。超やりすぎ。体力1級かと思ったらレンジャーき章だし内務班長かと思ったら空挺き章だし超怖ぇ。迷彩服で訓練してるしホントに空自の人か?
巻末インタビューに『よみがえる空』で主人公の彼女役をやってる声優さんが出てた。不健康そうな顔だった。声優と漫画家は顔知らないほうがよいと思った。
- 高沢皓司
- 新潮文庫
- 新本
生まれて初めてメイド喫茶に逝った。メイドも所詮は生き物だったので興味なし。しょうがないからビール飲んで帰ってきたら熱が出た。なぜ週末に限って体調を崩すか。
んで。スゲェ面白かった。よど号ハイジャック後、その気もないのに北鮮に亡命した赤軍派が「領導芸術」で簡単に洗脳されて対日工作員にジョブチェンジ。偉大な指導者様のために働いた。驚いたのは北鮮の洗脳手法が意外に洗練されてたこと、活動が西側諜報機関に案外バレてたこと、そしてなにより赤軍の日本人妻による色仕掛けの拉致工作。色仕掛けをするには奇跡が必要な顔だった。でも騙されたヤツがいたので世界は広い。とにかく主体思想は不思議が一杯だ。
とにかくガンガレ将軍様。日本周辺の脅威増大→自衛隊増強→(゚Д゚)ウマー
- 立花隆
- 講談社文庫
- 新本
先月から『よみがえる空』とゆーアニメを観てる。小松救難の新人ヘリパイが悩む話。日曜2530っていう放映時間に厳しさを感じるが、頑張って観たい。忘れなければ。ちなみに第1話は観るの忘れた。
んで。アカにもいろいろあったので勉強になった。ちょっとだけ立花隆を見直した。主役は中核と革マルだったけど、革マルがいろんなセクトに喧嘩を売ったので新サヨクの全体像がある程度見えた。代々木とかブントとか聞いてももう迷わない。つまり、こいつら全員アカだ。みんな公安警察の掌の上という感じだったので、これじゃ革命なんて夢のまた夢。
ググってみたら中核も革マルもまだやってた。進歩がないなぁ。
- 田中モトユキ
- 小学館
んーしょ
(女子高生チアガールがコスを脱ぎ捨てながら。)
心洗われるシーンは歴史的な不作続き。絶望のあまり自殺したり株で大損こいたり天は我らを見放したかと叫んだ北大路欣也も多いと思いますがチアです。バンソコ娘・千葉タソが未来への道標をボク達に教えてくれたのはブラです。今後の戦略的展開として、ひとまず野球は忘れて主軸をチアに完全移行してコス脱いでブラがいいです。
だってチアで…コスが……女子…バンソコ……ブ、ブ、ブラ! ああぁ、千葉タソ…千葉タソ……ヤンチアうっ(;´Д`)ハァハァ
- ニュートンプレス
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで特集は世界遺産登録記念の「知床」。海と陸の密接な関係や流氷とか地形とか。大型特集だったけど、正直あまり興味ない。特集に力を入れすぎた影響なのか、その他の記事は低調。わずかに「スギ花粉症に要注意」に興味を惹かれたが読んだからといって治るわけじゃなかった。誰か早く特効薬。
竹内均の作文が載ってなかったのは高く評価。このまま打ち切りなら最高に嬉しい。でも過去に裏切られた経験があるので来月号を確認するまでは喜べない。