- 日経サイエンス
- 月刊誌
読書の途中だけどまた雑誌。
んなわけで『ニュートン』から乗り換えて今月から『日経サイエンス』。ふーむ。こいつは読者に優しくねぇ雑誌だ。プラズマを使って粒子加速器を卓上サイズにできるらしいんだけど「レーザや荷電粒子ビームをプラズマ中に送り込むと,両者の相互作用によって縦波が生じる」のだそうだ。なるほど。意味わからん。記事を書いてるのが専門家で翻訳監修してるのも専門家。それに対して読んでるこっちはズブの素人。感想を書こうにも全然わからん。うーむ。
一番印象に残ったのは……福岡教授の顔?
- 藤木俊
- 小学館
平井くんが大好きなブルマはいてたおかげかな?
(素晴らしくブルマな出で立ちの女子高生がブルマの素晴らしさを身をもって証明しながら。)
今ひとつ決定打を欠く状況が続いてるサンデー本誌を眺めていたら藤木作品の情報が! 大急ぎで増刊ゲトだぜー。もう藤木俊スゴい。読み切りでもスゴい。宇宙の真理をわかってる。魂の救済。そのくらい山咲さくらタソのブルマ姿が素晴らしかったので、俺、これ、後世、遺す。
だって女子高生が…体操服の…微妙なオパーイ……ブルマの…ブルマを……ブル…ブルマ大好きだぁぁぁ! ああぁ、さくらタソ…さくらタソ……壊れかけオニャノコうっ(;´Д`)ハァハァ
- イカロス出版
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで特集1「自衛隊航空機図鑑」はカタログ記事なので面白いもんじゃない。ほぼ同じ機体なのに陸海空自で性能諸元の表記と数値が違ったりするのがイヤな感じ。こういうところも統合的に管理してほしい。特集2「航空祭の楽しみ方、おしえます」は興味ないので教えてくれなくてもいい。入間から空輸してくれるならどこへでも行ってあげるけど。連載はいつも通りそこそこ。陸自アパッチ情報もよかった。
そのうちイヤになると思うけど、それまでは毎月買ってあげるよ。
- 太田次郎
- PHP文庫
- 古本
新聞1面下段の胡散臭い出版社の広告で「高機能自閉症」という病名(?)を発見。高機動型ザクIIみたいでなんかカコイイ。悔しいけど勝てる気がしない。
んで。高性能生物大集合。驚きの能力を持つ生き物を数ページずつ紹介するパターンで、別にチョウの本じゃない。タイトルになってるのはキアゲハのこと。-196℃で冷凍したサナギを解凍したら羽化した、ということらしい。それって蘇生可能というだけで「生きられる」わけじゃないよな。他にはノミ、ヘビ、コウモリ、クマムシなど。確かにどの生物も高性能だったけど、よく知られた話が多くてインパクトに欠けた。
たまに下手な文章が混ざってるので、気になり出すと止まらない。PHP文庫は文章力に問題を抱えた本が多いな。
- 堀武昭
- 新潮文庫
- 古本
ちょっと前からボーダフォンのCMが気になる、というか気に障る。「それもいいね~」とか言ってる顔、なんの儀式だ?
んで。水産物。遠洋マグロ漁業を取り巻く現状についてだったけど、同じことの繰り返しで一向に話が進まん。文章力もなかった。指示語というか三人称の使い方が壊滅的に下手で「これ」とか「彼」がなにを指してるのかハッキリしない。文章のつながりも悪くて、論点が少しずつずれていくのでイライラした。要するに200カイリや環境団体のせいで世界的にマグロを獲りにくくなってるのでマグロの消費量を抑えたほうがよい、というだけだったのでそうすりゃいいよ。
面白くなかったから真面目に考える気もなくなった。
- 吉村昭
- 新潮文庫
- 古本
大学の同期が横須賀に転勤してきた。もう1人同期を加えて3人で飲んでたら朝になってた。まるで学生時代の飲み方だ。
んで。メランコリックな朝帰りの電車で吉村昭を読み終わり。黒部川第三発電所用のトンネルを掘ったら岩が熱くて大変だった話。岩盤に穴開けて発破かけてズリ出しという人力サイクルで掘り進むと人が死ぬ。170℃の岩盤でマイト自然発火→職人爆死とか、泡雪崩が宿舎直撃→580m吹っ飛んで全員死亡とか。一難去ってもう二難、三歩進んで二人爆死って感じで目が離せなかった。
ただラストはいただけない。ぶつ切りすぎだ。
- 川又一英
- 新潮文庫
- 古本
久々に都内まで足を延ばして飲んできた。メンバーは豪州仲間のYと後輩K君。K君に会うのは10年ぶりだったので楽しかった。
んで。ニッカウヰスキーの創業者・竹鶴政孝の波乱に満ちた生涯を描いた作品。造り酒屋の跡継ぎだったのに本格ウイスキーを志してスコットランドに行っちゃった竹鶴は、そこで本場の技術と嫁をゲト。帰国後、サントリー山崎工場を立ち上げたのもこの人だったので“日本のウイスキーの父”と呼ばれるのも納得。自分とこのウイスキーを毎晩1本空けてたというのもさすがだ。ニッカという社名の由来が大日本果汁(=日果)と知ってちょっとスッキリ。
話も文章も上手かった。ニッカ創業以降、少し駆け足になったのが唯一の不満だな。
- 田宮俊作
- 文春文庫
- 古本
起床時間の縛りがなくなったら激しく時差ボケで眠いのに眠れない。どうも俺の体内時計は不良品のようだ。国産ムーブメントは丈夫だと思ってたんだが。メーカーが悪いのか?
んで。ブコフでテキトーに買った本はタミヤ社長の自伝。特に興味はなかったが、ともかく読んでみたら歴代トップクラスの面白さだった。世界のタミヤを築いた社長は、取材のためなら世界中を飛び回るなんて当たり前、ポルシェを購入してバラバラに分解しちゃったエピソードやミニ四駆開発秘話などなど感動の嵐。社長スゲェ!
そういえば大学生の頃ソニックセイバーを持っていた。一度だけ部屋の中で走らせたことがある。あとタミヤじゃないがHGUC 1/144 デンドロビウムを持っている。一度だけ箱の中を見たことがある。
- 小林至
- 幻冬舎文庫
- 古本
腹が減ったら食う。眠くなったら寝る。という野性的な自堕落生活を続けていたら時差ボケっぽい症状が出てきた。自宅にいながらにして海外旅行気分を味わえるので得したと考えよう。
んで。東大出身の元プロ野球選手が書いた本。小林至のアメリカ生活は憤懣やるかたなかった様子で、その鬱憤が存分に詰まってた。基本的に文章が下手で疲れたけど、それなりに軽く読めた。面白くはなかったが。とりあえずアメリカ人はバカだろう。だって外人だし。
でも俺は熱烈な親米派なのでアメリカ軍が大好きだ。アメリカの兵器は漢の血をたぎらせる。これからも積極的に軍事介入して世界の平和を守ってほしい。
- 桝田武宗
- 講談社文庫
- 古本
まだまだニート序盤戦の本日は弟に誘われて義妹や従妹とジンギスカンを食べてきた。美味しかったんだが会計は全額俺が払うシステムになってて大変ショッキング。無職だと言ってるのに。
んで。流れのままノンジャンル。いちど尾行をしてみたかったから見ず知らずの人を尾行したという話。爆笑にはほど遠かったけど軽くてそれなりに面白かった。というかくだらなかった。人間観察により都市の実態を見るという大義名分を掲げてるだけあって11回の尾行は全て都内で実施。こんなこと田舎でやったら一発で通報されるわな。
俺もいつ尾行されてるかわかったもんじゃないから常に品行方正な活動を心掛けようと思った。家から出ないけど。
- 久保博司
- 文春文庫
- 古本
今まで秘密にしてきたが、実は今月からニート。おまけにヒキコモリ。そしたら時間の流れが爆速すぎて怖いよぅ。でも幸せ。
んで。流れのままノンジャンル。通勤がなくなったら如実にペースが落ちた。詐欺師になるための必須条件や手口を説明するだけだったのですぐイヤになった。詐欺師になるつもりはないし、取られる財産もないからな。もっと面白おかしい話じゃなきゃ困る。
取材で所沢市役所に行ったというくだりで出てきた所沢駅がどう考えても航空公園駅です。本当にありがとうございました。