2008年04月25日 の日記
■2008年04月25日 [書籍の類]
雪の花
- 吉村昭
- 新潮文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
例によって通勤してると読書時間が増える。年間100冊の最低ノルマを達成するためにも、この機会を逃さずに冊数を稼ぐべし。
んで。まだ吉村昭が続く。江戸時代後期、種痘の普及に尽くした福井藩の町医者・笠原良策の話。先見の明で他藩に先んじて牛痘苗を持ち帰ったんだけど、官僚は仕事しない、藩医は既得権益を主張して妨害工作、庶民は庶民で種痘すると死ぬとか思い込んでてもう大変。でも最後はなんとかなった。
ぶっちゃけ大した話じゃなかったけど吉村昭らしい読みやすい文章だったし、けっこう楽しめた。
■2008年04月25日 [書籍の類]
総員起シ
- 吉村昭
- 文春文庫
- 古本
俺満足度:★★★☆☆
通勤再開して早4日、ようやく仕事のペースが掴めてきたのでエンジン全開にしようかと思ったんだけどもうゴールデンウィーク目前だった。全開中止。
んで。終戦間際から戦後にかけての、ちょっといい話な短編集。避難船が沈没して水死体が大量漂着しちゃった村とか、沖縄守備隊司令部と行動を共にした軍属の床屋さんとか5本収録。表題作は、戦時中の事故で沈んだ伊三三を9年後にサルベージした話で、なんだか泣けた。これはイケてる吉村昭。
贅沢を言えば、伊三三だけは長編で読みたかった。短編じゃもったいない。