- 柳田充弘
- 講談社ブルーバックス
- 貰い物
両親がウチに避難中。住まいである那須の家が震度6強を喰らって室内ボロボロ、屋外では庭の一部が崩れて駐車場が埋まっちゃったらしい。まだ築3年なのに……。
んで。ブルーバックス再び。今回はDNAなんだけど、これがもう化学式がたくさん目に入ってきて怖い。専門用語多すぎ理解できない箇所多すぎ。DNAポリメラーゼがエキソヌクレアーゼ活性でDNAを修復するステップなんてのを読むと、DNAって上手くできてるもんだねーとは思うんだけどわからんもんはわからん。
難解すぎて俺には無理だとわかっただけでも収穫だな、うん。
- 石浜淳美
- 講談社ブルーバックス
- 貰い物
あの日は、前の晩に地震の夢を見た妻が「怖いから行きたくない」と駄々をこねて大遅刻。なだめすかして家を出たら、電車に乗る直前ホントに地震が来て難を逃れた。恐るべし野生児の勘。
んで。あれから1週間、電車の運行が若干安定してくれて、ようやく仕事に行けるようになったので読書復活。性とはなんぞやということを生物学だけじゃなくいろんな観点から解説した一冊。とてもわかりやすくまとまってて好感触。減数分裂なんてのは学校で習った気がするよ。性反応とか性行動、催淫薬のあたりが特に面白かった(性的な意味で)。
読書っていいね。読んでる間だけは現実を忘れられるから。現実ツラすぎ。
- 井上栄
- 講談社現代新書
- 貰い物
島崎藤村と安彦良和を足して2で割りたくなる。そんなアンニュイな昼下がりを過ごす今日この頃。倦怠期か?
んで。タイトルがこんなだからセンセーショナルな内容かと思ったら、実際にはとても落ち着いた感染症概論だった。日本で身近な感染症の種類、歴史、症状、防疫などについてサラリと概略を知ることができる感じ。全然難しくないからストレスなしで興味深く読めた。ナイス。
感染症のこと考えると、妻の実家に里帰りするの怖くなるなぁ。飯も不味いし。
- 石川恭三
- 集英社文庫
- 貰い物
ウチの妻は見た目が幼い。外食に行くと、なぜか店員さんが子供用の食器セットを用意してくれるくらい幼い。なんたる合法ロリ。
んで。たくさんの患者さんの死を見てきた臨床医による思い出に残る死に方をした患者さんの話をまとめたエッセイ。なんともやり切れない死に方、それはしょうがないっていう死に方などなど、病死にもいろんなシチュエーションがあって面白かったよ。どの話も最終的に患者さんが死ぬことはわかってるから、読んでて疲れない点も評価。
ところで、直腸癌で死んだニュースキャスターの水口浩(仮名)ってホントは誰?
- 永井明
- 朝日文庫
- 貰い物
大学入試の問題を知恵袋で聞いてもいいじゃんね。大学が対策を講じてなかったんなら、使える手段はなんでも使うべきよ。もちろんリスクは覚悟の上で。
んで。神の手なんか持ってない有名でもない普通のお医者さんに、なんで医者になったの最近お仕事どんな感じなの楽しいのとか聞いたら見えてきた悲喜こもごもと浮かび上がる現代医療の問題点、たまに病気の話とか。嫌味がなくわかりやすい文章がいい具合。
みんな普通の医者でいいじゃないか。ブラックジャックになったら医師法違反で捕まっちゃうぞ。