2012年04月 の日記
■2012年04月30日 [書籍の類]
頭がいい人、悪い人の話し方
  • 樋口裕一
  • PHP新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

ゴールデンウィーーーーク。今日、明日と通販の発送やったら、その後は5日間しっかり休むよ。

んで。頭の良し悪しで話し方が違うという内容だと思った? 頭のいい人の話し方がわかると思った? ぶっぶー不正解。正解は、著者が考えた頭の悪いヤツの話し方を並べただけの本。誰でも1つくらいは当てはまっちゃうよ。さらに「頭のいい人の話し方」が一切出てこないのもポイント高いぜ。こんだけなんの役にも立たない本も珍しいレベル。

著者の話し方を聞いたことはないが、文章を読む限り、ものすごく頭悪そう。

■2012年04月27日 [書籍の類]
悪女入門 ファム・ファタル恋愛論
  • 鹿島茂
  • 講談社現代新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

ホンダからCRF250L発表キタ! タイ工場での生産らしいから品質が気になるけど、XR250以来のフルサイズに興味津々。BAJA出たらすぐ買うよBAJA出してよBAJA!

んで。悪女についての入門編、と思わせておいて実はただのフランス文学紹介本。「ファム・ファタル」はフランス語で運命の女とか、男を破滅させる魔性の女、的な意味の言葉らしいが聞いたことも興味もない。そんで小説に出てくる悪女がどう悪女なのかを解説してくれてますます興味ない。だって所詮は小説の登場人物だよ?

お前、ファム・ファタルって言いたいだけちゃうんかと。

■2012年04月23日 [書籍の類]
相性が悪い!
  • 島田裕巳
  • 新潮新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

弁当とか送り迎えが大変だ、という話を母親にこぼしたら「子供を持つというのは大変なことなのよ」と言われた。母よ、あれは子供じゃなく妻だ。

んで。人の相性を決めるのは兄弟の中での生まれた順番だったという本。第一子、真ん中っ子、末っ子、一人っ子の4種類に分けて相性の良し悪しを説明してるんだけど、まぁ無茶だ。それぞれ元になってるのは典型的なイメージでしかないから例外が大量だろ。むしろ例外のほうが多い。そうなると既に例外じゃない。俺も当てはまってない。

思いつきからの進展がなくて、どうとでもとれる書き方なのがどうにもくだらない。馬鹿話としてなら読めるかな。

■2012年04月21日 [書籍の類]
ひとり旅は楽し
  • 池内紀
  • 中公新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

うだうだしてたら「さくらのVPS」新プラン優遇乗り換えの申し込み期間が終わってた。ま、メモリは増やしてくれるって話だしディスク容量は20GBで余りまくってるし、もういいや。新プランなんて忘れよう。

んで。年寄りの旅エッセイ。一人旅を楽しむ指南書みたいなアオリがついてたけど、全然そんなことないただの旅エッセイ。特に変わった体験をするでもなく、ひたすらだらだら。そしてなにかあるとすぐに詩を引用したがる。むしろ詩を引用するためにエッセイ書いてる感じ。そういうの要らない。

これ読んで「ひとり旅楽しそう」と思うヤツがいるとは思えん。なにこれ意味がわからん。

■2012年04月18日 [書籍の類]
多文化世界
  • 青木保
  • 岩波新書
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

早朝シフトの工場勤務で頑張る妻。俺はといえば、お弁当を用意して、朝5時にバイクで送ってあげている。ちっと過保護かのー。

んで。どうすりゃ地球が平和になるのかを文化人類学者が考えてみた本。結局、異なる文化を認め合ってお互いの文化の力を高めることで仲良くなれるらしい。なにこの空虚で無意味な理想論。あのね、その程度のことは言われるまでもなくみんなわかってるの。問題は、どうやったらそれが実現できるかだろ。

ぼくのかんがえたへいわなせかい。ぶんかをみとめあったらいいとおもいます。頭の中お花畑か。

■2012年04月11日 [書籍の類]
こんなに使える経済学 肥満から出世まで
  • 大竹文雄(編)
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

唐突に妻がバイトすることになった。野菜をカットする工場らしい。時給900円は思ったよりも高い。俺は仕事を辞めてヒモになろうかな。

んで。肥満やら出世やら教育問題といった事象を経済学で考えると、人はインセンティブで動いてることがわかる、という話。身近なネタが多くて読みやすかったけど、どれも結果を説明できるっていうだけなんだよなぁ。未来に関しては人心という不確定要素がある限り机上の空論に過ぎないし、どこが「使える」のかは全くわからない。

不況の日本経済を好転させることができてない経済学だからね。実際に使えてないじゃん、と。

■2012年04月09日 [書籍の類]
使える!確率的思考
  • 小島寛之
  • ちくま新書
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

西友の中国吉林米に手を出してみた。見た目は普通だが、食べてみると……自衛隊の飯を彷彿とさせる古古米の味! なんで金出して古臭い米を食わねばならんのだ。もう買わない。

んで。確率とか統計の話。といっても数学のお勉強じゃなく、確率を通して世間を眺めるとどう見えるかってことがわかりやすく説明してあって面白かった。特に円周率の話で目から鱗。中学生時代にこういう話を聞けていたら数学を好きになっていたかもしれない。15%くらいの確率で。

ただ、ベイズ推定を利用した迷惑メールフィルタの話題で「スパンメール」と連呼していたのがどうにも気になってなぁ。スパ「ム」メールと書いてくれなきゃ恥ずかしいじゃないか。

■2012年04月04日 [書籍の類]
父親が教えるツルカメ算
  • 三田誠広
  • 新潮新書
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

神保町のネパール料理屋「ヒマラヤ」が閉店してた。安くて美味かったから一時常連だったけど、結婚してから一度も行ってなかった。すまぬ……妻がカレー嫌いなんだ。

んで。算数で子供との絆を深めようという本。小学生でも解けるはずなんだけどけっこう難しい例題がたくさん出てきて頭の体操になった。ただ、俺の経験では父親から算数なんて教わりたくねぇよ鬱陶しい。絆が深まるどころか父親嫌いが加速するの確実だぜ。

自分が親になったら、子供に算数なんて教えない。算数に限らずなにも教えない。手前の甲斐性で学べやガキが。