- 山本周五郎
- 新潮文庫
- 手持ち
大学同期と飲んできた。存分に酔っ払った結果、電車とかどうでもよくなって友達んとこ泊めてもらった。もしかして結婚後初の外泊記念日だったかも。
んで。大量に出土した山本周五郎を攻める前に手持ちのを終わらせる。まずはご存じ伊達騒動で樅ノ木が残る話。酒井老中と伊達兵部が伊達藩を潰して山分けしようとしてることに気がついた原田甲斐は韜晦するばかりで阻止する気があるんだかないんだか。国老になったけど政治なんかより山で動物ぶっ殺して生肉食いてぇ、と心ここに在らずな毎日を過ごしているところで上巻終了。
学生時代に読んだはずなんだけど、さっぱり覚えてなくて得した気分。続きが気になるぜ。
- 平岩弓枝
- 講談社文庫
- 貰い物
うーむ。通販の利益がジリジリと減少傾向。売上げは変わってないから純粋に利益が薄くなってるってことだ。困ったから飲む。
んで。日光例幣使の道中、人数が減ったり増えたり謎の死人が出たりしたから新八にオファーが来たの巻。結局、素行の悪い例幣使のお供への敵討ちと幕府に反感を持つ公卿が例幣使を邪魔する計画が別々に同時進行していたのが原因だったんだけど、全て終わった後に「実は……」の解決パターンだったので興醒め。途中、新八たちが山奥に置き去りにされた理由もよくわかんないし。御用旅シリーズは駄作。
本棚を確認したところ、これで手持ちの平岩弓枝は終わりっぽい。御用帳で締めてれば美しかったなぁ。
- 平岩弓枝
- 講談社文庫
- 貰い物
Nスペが神回! ダイオウイカ撮ったよスゲーよ大興奮だよ! NHKはこういう科学モノだけやってりゃいいんだ。それ以外の番組は全て要らんのだ。
んで。新八、まだ旅してるの巻。おウチに帰りたいのに京都所司代から捜査協力を頼まれちゃったから軽く御所役人の不正を暴いて、事件の被害者母子を護送がてら中仙道を通って江戸に帰ることにしたら事件の犯人から逆恨みされて道中が危なかった長編。どこに行ってもモテモテの新八は中仙道でもモテにモテた。女からも男からもモテた。もう面白さを通り越して引くわ。それと今回も最後がバタバタで今ひとつ。
新八を旅に出したのは、結果として失敗な雰囲気。明らかに手詰まり感。
- 平岩弓枝
- 講談社文庫
- 貰い物
去年の帳簿つけ終わり。年収300万円。さすが完全週休4日制ならではの低所得。でも食うに困るほど金がないわけでもなし、今年も頑張って働かない。
んで。新八、旅に出るの巻。お奉行のおつかいで京都に向かう道中、藤堂家のお姫様護衛という裏ミッションも同時にこなさなきゃいけない長編だった。小さいイベントが発生するたびに道連れキャラが増え、最終的には最初のほうに知り合った太物商の家族が護衛対象だったことが判明して無事コンプリート。ラストの種明かしがバタバタだったけど、まぁ面白かった。
藤堂家当主の高兌が18才の頃、当時10才だった従妹の鈴代に恋をしたというエピソードに感銘を受けた。高兌、お前とは話が合いそうだ。
- 平岩弓枝
- 講談社文庫
- 貰い物
あけてました。おめでと。今年の抱負は特になし。いつも以上にダラダラとした年になればいいと思います。
んで。2013年一発目は新八の続きからスタート。シリーズ最終巻みたいだから去年のラストで読み切ってればキリがよかったんだけど年をまたいでしまってちょっと悔しい。最終巻だからといって特別なことが起こるわけでもなく普段通りの展開で、これで終わりじゃ不完全燃焼だろう。
そんなことを思いつつ本棚の前で次に読む本を探していたら「御用旅」という続編が出てきた。ふむ、謎は全て解けた。完結してなかった。