2017年10月 の日記
■2017年10月24日 [書籍の類]
将軍が目醒めた時
  • 筒井康隆
  • 新潮文庫
  • 手持ち
俺満足度:★★★★

フィリピン旅行に向けてムスッコの保険を安く済ませる方法を探したら、年会費無料で家族特約付きの「プラスハッピーUCカード」を発見。ほーいいじゃないか、こういうのでいいんだよ。

んで。読んダラ以前の手持ちを片付けようってことで久々に筒井を読んだら筒井だった。「乗越駅の刑罰」「カンチョレ族の繁栄」あたりはまさに筒井短編というインパクトの強さだし、表題作をはじめ全体にレベルの高い良作揃いで面白いんだけど、好き嫌いで言うとあんまり好きな話は入っていなかった。ただし「家」を除いて。これは個人的に筒井短編ベスト3に入るくらい大好きなんだ。

いつ読んでも、何度読んでも、筒井家系のライブ感。たまんねえ~(エコー)

■2017年10月17日 [書籍の類]
文庫版 メタルカラーの時代 (4)
  • 山根一眞
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

気管支あたりで炎症が続いてて微熱が下がらない。なにか薬はないかと備蓄を探したらブルフェンが出てきたから飲んでみたら、いきなり効いた。生まれて初めてブルフェンの効果を実感した。

んで。メタルカラー第4巻は、震災復興特集からスタート。俺の記憶は東日本大震災で完全に上書き保存されちゃってるけど、そういえば阪神淡路でも震災があったんだっけな(遠い目)。神戸製鋼の高炉再火入れの話は力が入ってて感動的だった。でも組織ぐるみのデータ改ざんが発覚したばっかりだから台無し~。三洋電機が太陽電池とニッケル水素電池で気を吐いていたのも隔世の感があるなぁ。

ひとまずこのシリーズの手持ちはこれで打ち止め。続きはブコフ100円棚で見つかり次第。

■2017年10月13日 [書籍の類]
文庫版 メタルカラーの時代 (3)
  • 山根一眞
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

お風邪を召してしまったらしく微熱でダルいキツいツラい。ここんとこ飲みに行ったり基地に行ったり献血したりと、柄にもなく連日出歩いてた反動が来た。らしくないことはしちゃダメだ。

んで。メタルカラー第3巻は、相変わらずメタル以外も意外に多いけど興味深く面白く読めてる。この後の20年が失われることを知る由もなかった時代の連載だから、脳天気にも近い明るさに溢れてて、氷河期世代からすると羨ましいやら妬ましいやら。日野自動車がパリダカをテーマに登場してるのも、この対談の数年後にカミオン総合1-2-3フィニッシュを飾ることを知ってて読むと感慨深い。

一番の衝撃は浜松ホトニクスの光電子増倍管が職人の手作りだったこと。マジかー。

■2017年10月04日 [書籍の類]
文庫版 メタルカラーの時代 (2)
  • 山根一眞
  • 小学館文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

なぜか通販が唐突に好調を取り戻した。注文数は多いし、高額商品も売れる。この調子だと年末を待たずに売上げ上限に達して長期休暇を取れちゃうかも知れん。いやはや参ったなぁ(捕らぬ狸)。

んで。メタルカラー第2巻は、インフラを中心に展開しつつも、小物作り、通訳、速記なんていうタイトル詐欺な話題も混ざって幅広い。個人的にはピッカピカなメタルの話を期待していたし、そこを一番読みたかったんだけど、今まで全く興味がなかった分野にも興味を抱かせられちゃってちょっと悔しい。毎回短い対談型式なのに、その仕事の魅力がわかりやすく凝縮されてて、この著者上手いぞ。

学生時代に読んでいたら、違う将来が待っていたかもしれないなぁ。