2018年03月 の日記
■2018年03月25日 [書籍の類]
華麗なる一族 (下)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

いつも楽天ポイントに移行しているクレカのポイント。それなら最初から楽天カードを使えばいいと気がついたので申し込み&審査通過。お店で出すの恥ずかしそうなのだけが難点。

んで。一族が華麗な話は下巻に入ってここまでに蒔いた種が一気に開花、クライマックスまで怒涛の展開の連続でもう止まらなかった。期待したような金持ち没落エンドじゃなかったけど、最後まで楽しませていただいた。唯一の良心だった有能長男が猟銃自殺を華麗に決めて跡取りがいなくなり、そのせいもあって銀行がなくなる未来が待っているらしいけど、それ以外は特に問題なしなので、これはハッピーエンド。

いけ好かない金持ちが金持ちのままなのに読後感がいいんだから、さすが豊子としか言えない。

■2018年03月14日 [書籍の類]
華麗なる一族 (中)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

所沢駅西口利用者からは縁遠い東口にオープンした「グランエミオ所沢」に行ってみたら、予想以上の充実ぶりに驚いた。西口もペデストリアンデッキ延長工事開始で所沢アツいぜ!

んで。華麗な一族の話は中巻に入っても一生懸命なのは長男だけで、その他はギスギスした華麗な生活を満喫するばかりのまったり進行でなんだよ金持ちが楽しんでるだけじゃねーか全員死ねよ。こうなると長男しか応援したいキャラがいないんだけど、いい人間は運が悪くとうのがお約束。大量注文のキャンセルを喰らったあげく追い打ちの阪神特殊鋼大爆発。長男ピンチ。この先のルート分岐は長男にかかってるわけだね。

そして残すは下巻のみ。全員が不幸になるルートだけが俺を幸せにしてくれそうだが。

■2018年03月05日 [書籍の類]
華麗なる一族 (上)
  • 山崎豊子
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

ムスッコと一緒にCATVでディズニー系チャンネルを毎日観てる。どれも英語版のほうが自然なんだけど、こと「チャギントン」と「サラとダックン」だけは日本語版のほうが可愛い。

んで。ハズレのラノベを2冊連続で引き当ててしまったので、流れを変えるべく山崎豊子の代表作投入を決意。上巻は、銀行のワンマンオーナーがもういい歳なのに奥さんと妾を相手に夜な夜なハッスルしつつ有能な長男に冷たく当たる話。華麗な一族がなんとも華麗なので俺のような庶民からしたら感情移入なんていう感覚とはかけ離れた世界なんだけど、これが面白い。長男以外の全員がわかりやすく腹黒くてドロドロ。

なにせ予備知識ゼロで読んでるから、この先も存分に楽しめそう。この一族どうなるの?