2018年04月12日 の日記
■2018年04月12日 [書籍の類]
愛新覚羅浩の生涯 昭和の貴婦人
  • 渡辺みどり
  • 文春文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

人生が楽だ。月100時間も働かないから時間はたっぷりある。家族を養うのに困らない程度の収入もある。こんな生活がずっと続いてくれよと祈るだけ祈って、今日もなにもしない。

んで。ラストエンペラーの弟に嫁いだ華族のお嬢様の話。その昔、TVドラマで常盤貴子あたりが演じてたような記憶がおぼろげにあるが内容はさっぱり覚えていないので基礎知識なしのスタート。敗戦で満州から命からがら引き上げてみたり、旦那の溥傑がソ連に抑留されてみたり、長女が男と心中してみたり、となかなか波瀾万丈な人生だったけど、お世辞にも上手とは言えない構成&のっぺりした文章のせいで盛り上がりに欠けた。

本の中身は置いといて、愛新覚羅って苗字はかっこいい。認印が銀行印サイズになりそう。