読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2004年12月08日 [書籍の類]
無人島に生きる十六人
- [著] 須川邦彦
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★★★
なおもペース衰えず。なんでこんなに読めるのか考えてみたら睡眠時間が減ってた。だから毎日激しく眠いのか。
んで。なにかの書評欄に載ってた本。推薦者が椎名誠だったから不安だったんだが、いやほら、椎名って胡散臭いから。でもこれは大正解。明治時代の実話で最初の刊行が昭和23年という昔の本だけど古さは感じなかった。悲壮感のない溌剌とした無人島生活にワクワクしたよ。当時の漁業の様子なども興味深い。ウミガメ豪快に獲りすぎ。基本的に少年向けだけど、これは大人が読んでも楽しめる。
カミガキヒロフミによる箱庭的な雰囲気の挿絵も素晴らしいの一言。