2004年11月 の日記
■2004年11月30日 [雑誌の類]
世界の艦船2005.1月号
世界の艦船 (2005.1月号)
  • 海人社
  • 月刊誌
読んダラ通算1号目

でっかい本棚キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!! 2本並べて高さ196cm×幅240cmを実現。収納力は文庫なら1300冊。読んダラは、あと10年は戦える!

んで。読んダラ初登場の『世界の艦船』。特集「護衛艦のすべて」に惹かれて買ってみた。現時点で護衛艦籍にあるものが一通り解説されてて勉強になった。護衛艦は重装備でカコイイ。力感がある。このセンスの良さはさすが造船大国ニッポンだ。16DDHと新型イージス艦にも期待してるよ。でも新イージスは127ミリ砲がMk45。OTOメララじゃないのかよ orz

ともあれ、特集に全体の半分以上のページを割いてる『世艦』は偉いと思う。これぞ特集だ。

■2004年11月28日 [書籍の類]
墜落 ハイテク旅客機がなぜ墜ちるのか
  • 加藤寛一郎
  • 講談社+α文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

温泉に行ってビール飲んだり長風呂ったりしたら風邪が悪化した。なんでだろ。

んで。また飛行機事故物。論点がブレすぎだったり海外の事故に関する記述が鬱陶しいほど直訳風だったりで、あまり面白いもんじゃなかった。微妙に面白い小ネタがあった程度。『壊れた尾翼』の時も思ったが、話が進むにつれて徐々に論点がズレていくのは加藤寛一郎の悪い癖だ。最終的になにを言いたいのかさっぱりわからん。

結局「ハイテク旅客機がなぜ墜ちるのか」の答えは、正しく操作しなきゃどんなもんでも墜ちるってことなのか?

■2004年11月26日 [書籍の類]
日航ジャンボ機墜落 朝日新聞の24時
  • 朝日新聞社会部(編)
  • 朝日文庫
  • 新本
俺満足度:★★★★

仕事してるフリをして箱根に来てみた。武蔵野別館という宿の、なぜか室内に石庭がある高そうな部屋だ。ああ、至福かな。

んで。また墜落事故。また123便。だって好きなんだもん。でも今回は趣向を変えて、事故を巡る朝日新聞の動きをまとめた本。事故そのものについてじゃないから大して期待してなかったんだけど、なんだか面白かった。チーフパーサーの兄が朝日にいたりしてドラマちっく。朝日は大嫌いだが、記者が命をかけて取材に当たったことはわかった。大嫌いだけどね。

巻末近くに載っていた乗客名簿をつらつら眺めてたら、2名ほど全日空の方がいらっしゃった。自社の飛行機に乗ってやれよぅ!

■2004年11月23日 [書籍の類]
墜落!からの生還 生存者が語る航空機事故の真実
  • マルコム・マクファーソン/山本光伸(訳)
  • ヴィレッジブックス
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

引き続き飛行機強化月間。今月中は飛行機物しか読まないよ。

んで。飛行機事故は大好きなんだが、これは完璧に無理。15件の航空機事故について生存者のインタビューを文字に起こした、というか資料から抜粋しただけのもの。時系列バラバラ&情報細切れで読めたもんじゃない。おまけに事故原因にほとんど触れてないどころか、事故機の機種すら書いてない事故があったりして。そういう基本的な情報も書かずになにが「航空機事故の真実」か。時間を無駄にした。

こういうダメ本は文句が止め処なく溢れ出るから読んダラ的にはラクでいい。読むのが辛いという難点はあるが。←致命的

■2004年11月21日 [書籍の類]
秘めたる空戦 三式戦「飛燕」の死闘
  • 杉本良男/幾瀬勝彬
  • 光人社NF文庫
  • 新本
俺満足度:★★★★

飛行機強化月間。しばらく飛行機物を貪り読むよ。ああ、飛行機はいいなぁ。もしかしたら飛行機の本が一番好きかも。

んで。ちょっと前に評判になったらしいので読んでみた。体験談のような書き方なんだけど、それにしては現場レベルを超えた改造してるし三式戦のくせにやたらと稼働率高いし、なにより話が面白すぎる。怪しい。と思ったら案の定フィクションみたいだね。それならそうと書くべきだよなぁ。実話だと主張して誰が得するんだか。

でもそれはそれとして面白い。まるで『ラバウル烈風空戦録』だ。っつーか、まんまラバ空だ。そういやラバ空の続刊は、もう出ないんだろか。

■2004年11月19日 [書籍の類]
壊れた尾翼 日航ジャンボ機墜落の真実
  • 加藤寛一郎
  • 講談社+α文庫
  • 新本
俺満足度:★★★☆☆

強敵『新・平家物語』を読み終わった今、怖いものはなにもない。でも歴史物大長編は超怖いのでリハビリ。

んで。123便物と思ったら違った。ダッチロールとフゴイドが方向静安定なので揚力の上反角効果、とかいう力学な話。数式も出てきた。そんな計算されてもなぁ。まぁ、なんとなく重心と揚力の関係は船で言うところのGMみたいなもんだとわかったのでヨシとしよう。期待した内容とは大きく違ったけど、飛行機の運動モードの勉強にはなった。それなりに楽しんだ。

ただこの人、話の途中で論点がズレていくから読んでて気持ち悪い。結局なにを言いたいんだ?

■2004年11月16日 [書籍の類]
新・平家物語 (16)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

完結! 最終巻は1日で読破。こんなに達成感のある読書はいつ以来だろう。俺はやり遂げた。

んで。この小説の主役だった義経は奥州で討たれ、ついでに奥州藤原氏も潰された。弁慶の立ち往生がなかったのが残念。藤原泰衡が無能な人物とされていたのはもっと残念。でも司馬遼の『義経』と違い、最後まで義経が愛すべきキャラとして描かれていたので満足した。

たった16冊読むのに丸々2ヶ月。長かった。ここからは買い込んでた本を読みまくりたい。大長編はお腹一杯だ。

■2004年11月15日 [書籍の類]
新・平家物語 (15)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★☆☆

ラストスパート。このペースでいけば当初予定よりもかなり早く読み終わる。

んで。平家が滅亡したのにまだ2冊あるなぁと思ってたら、都落ちした義経物語が始まった。ここからは義経の一人舞台のようだ。面白そうだから大歓迎なんだけど『新・平家』的にはOKなの? きっともう平家なんか出てこないぜ。そういや吉川はたまに変な表現をする。やっと戦が終わった都の住人をして「ただこのうえの戦乱はふるふるである」。 ふるふる! ミルクと混ぜて冷やすだけ!

ちょっと前まで書くことなくて困ってたのに、終盤に入って名文が目立つなぁ。

■2004年11月13日 [書籍の類]
新・平家物語 (14)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★★★

予定を少し上回るペースで読み終わり。エロ本屋に勤めてた頃とは比べようもないけど、これくらい読めれば楽しい。

んで。いよいよ壇ノ浦。源平最後の決戦だし1冊じゃ終わらないかも、という期待はアッサリ裏切られてすぐ終戦。平家ほぼ絶滅。後半は戦後処理。あっさり味。壇ノ浦では“波の下にも都の侍ふぞ”の台詞がなくて残念。これがあれば泣けたのだが。

しかしそれを補ってあまりある感銘を受けた一節が。最後の戦に向かう荒公達・能登守教経の「生は一宵の酔い。死は一杯の水。」 頭悪げで好きじゃなかった教経が、これで一気にベストキャラに。安芸兄弟を道連れにした最期も(・∀・)イイ!!

■2004年11月10日 [書籍の類]
新・平家物語 (13)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

仕事がツラいの。精神的に。俺にサラリーマンは無理だと改めて思う。早くプロジェクト終わらないかなぁ。

んで。四国に上陸した義経御一行様。どうするのかと思ってみる間もなく屋島を制圧した。平家は逃げ足が速すぎる。少し戦いなさい。特に宗盛は、もう少し落ち着いて考える癖をつけよう。他は特に印象ナシ。平家に儚さを感じることもなく、萌えもなく、といって貶すべき点もなく。中途半端だなぁ。

それにしても次はもう壇ノ浦でしょ。どう考えても残りの冊数が多い。平家が滅亡して終わりじゃないの?

■2004年11月07日 [書籍の類]
新・平家物語 (12)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

週末のうちに読み進めて貯金を作っておきたかったんだけど、ダルくて思うように進まず。最低限、今のペースを維持したい。

んで。源平合戦華やかなりし時代に突入。今回は屋島。義経も平家もあっちでドタドタ、こっちでバタバタと忙しそう。義経=良い者、梶原=悪者の図式が明確で俺様ますます判官贔屓。でも特に書くことがないのだ。義経はとても強運だし平家はとても弱いし。萌えもないし。

次は屋島が決着でしょ。そしたら壇ノ浦はもうすぐだ。あれ、でもまだ4冊も残ってるけど?

■2004年11月03日 [書籍の類]
新・平家物語 (11)
  • 吉川英治
  • 講談社吉川英治歴史時代文庫
  • 借り物
俺満足度:★★☆☆☆

久しぶりに入間航空祭に行ってきた。ブルー1番機がトラブってスタークロス見れなかった。でも初めてF-2見た! 帰投時にスゲェ角度で上がっていった。単発なのに15より良い音させてた。感動。

んで。鵯越えて一ノ谷と義経が大活躍。平家は弱すぎて話にならん。見せ場を作れたのは清盛の五男・重衡くらい。このままじゃホントに滅亡する。あとkemnオススメの大姫エピソードがきた。でも全然ダメ。だって大姫が義高より年上なんだぜ。普通に大人だぜ? 楽しみにしてたのにガッカリだぜ?

僕もう疲れたよ。

■2004年11月01日 [雑誌の類]
航空ファン2004.12月号
航空ファン (2004.12月号)
  • 文林堂
  • 月刊誌
読んダラ通算11号目

落ちまくるBBルータに見切りをつけてPCルータを導入したらハブの口が足らなくなった。カスケードしなきゃダメか。

んで。5ヶ月ぶりに買った。特集「戦後の国産航空機開発」はニポン国民として必読。国産こそ正義だ! と一瞬で感化された俺の目に飛び込んできたのはFS-X川重案の3面図。我々はそれをしばしばF/A-18と呼びます。いやいや、これはマズいって。丸パクリじゃん。こんなの作ってたら絶対MDに叱られた。F-2に落ち着いてよかったぜ。

F-2といえば国際航空宇宙展にロッキードが持ってきたF-2スーパー改が素敵だった。背負い式CFT、超かっちぇー! 防衛庁これ買って! こーれー買ってぇぇぇ!