- [著] 小関智弘
- [刊] 岩波現代文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
週の真ん中水曜日。真ん中もっこり夕焼け番長。
んで。重苦しい雰囲気を感じるのであまり読まない岩波文庫を珍しく手に取った。旋盤を回しながら本を書く小関智弘のデビュー作だ。町工場の技術を面白く書く人だから期待してたんだけど、これはダメ。全然ダメ。まず文章がダメ。格好よく書こうとしすぎてスゴい勢いで空回り、なにを言いたいのかわからない箇所が多すぎる。内容もダメ。やれ労働条件だ組合だ安保闘争といったくだらない話ばかりで技術が全然出てこない。
なんかアカじみててイヤな感じ。