読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年03月12日 [書籍の類]
玉砕の島 太平洋戦争 激闘の秘録
- [著] 佐藤和正
- [刊] 光人社NF文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★★☆
週末。そろそろ失踪しようとしていたちょうどその時たまたま週末が来たことに感謝するがいい>愚民ども。
んで。光人社NF文庫は作家に文才がなかったり日本語が不自由だったりすることが多いんだけど、今回のは当たりだ。11コの島の玉砕っぷりを描いた短編集。各島とも証言者が1人ずつなので細かい部分の信憑性は疑問だけど、それはそれとして面白かった。中でもバンザイ突撃をしなかったペリリューと硫黄島が堪らん。死んだ方がラクと思える状況で地下壕に籠もっての徹底抗戦。くぅ。この悲惨さと悲壮感がニッポン男児の魂を揺さぶる。
やはり大東亜戦争の素晴らしさは特攻と玉砕に尽きる。俺は生まれる時代を間違えた。