読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年12月03日 [書籍の類]
私説博物誌
- [著] 筒井康隆
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★★☆☆☆
忙しい。通勤仕事とは別件の在宅作業で、昨日からずっとPerl&JavaScript三昧。19時間ぶっ続けでやって進捗30%。なのに締め切りは明日。先が見えねぇー。
んで。変わり種の動植物から話を拡げたエッセイ。古い本だけに生態に関する解釈が古めかしかったけど、筒井エッセイのわりには普通に読めた。印象的だったのは「トリフィド」の項。そこに出てきたJ・コリア作「みどりの想い」という短編小説が思いっきり「メタモルフォセス群島」に影響を与えていたのでショッキング。
筒井の最高傑作と信じている「メタモルフォセス群島」に元ネタ的なものがあったとは。やるなJ・コリア(知らない人)。