読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年12月08日 [書籍の類]
古酒新酒
- [著] 坂口謹一郎
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★☆☆☆☆
このところ家で朝まで仕事することが多い。徹夜明けの楽しみはFoxFMの「The Matt & Jo Show」だ。もうGotcha Call面白すぎだって。Matt Tilleyスゲェなー。
んで。発酵&醸造の世界的権威だったらしい東大名誉教授の酒エッセイ。味の流行や合成酒への期待感に時代を感じた。酒飲みのくせに酒のことを全然知らない俺にとって、前半の世界の酒の歴史とか醸造方法の話は勉強になった。面白くはなかったが。中盤以降は講演を文字に起こしたものとか酒に関係ある俳句短歌の話題が続く。著者は歌人でもあったと言われても興味ないし、寄せ集めにもほどがある。
日本酒にも古酒があるべきという主張には同意しかねる。日本酒に限らず酒は新しいほうが味が尖ってて旨いのだ。