読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2008年04月18日 [書籍の類]
「在日」としてのコリアン
- [著] 原尻英樹
- [刊] 講談社現代新書
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
田舎の裁判官によると空自イラク派遣は違憲なのだそうだ。でも判決は市民団体(笑)の敗訴なんだから意味不明。市民団体(笑)が魯鈍なのはしょうがないが、裁判官まで無責任では困る。名古屋高裁、お前らのことだぞ?
んで。在日朝鮮人が差別されるのは全面的に日本の社会が悪いからなので社会が変わりなさい、という話だった。恐ろしく一方的だな。この狭窄した視野と単純な理想論は、さすが学者センセイ。なんの解決にもなりゃしない。お題目を唱えるだけで社会が変わるなら、世界はとっくの昔に楽園になってるよ。
本人は贖罪した気分を味わえて満足なんだろうけど、こういう一方的な考え方が差別を助長してるって気がつかないのかね。