読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年04月03日 [書籍の類]

洟をたらした神

  • [著] 吉野せい
  • [刊] 文春文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:☆☆☆☆☆

生放送のスタジオでツイートをピックアップしてタブレットに表示するプログラムが本日の放送に間に合ったのでホッとした。今後は現場の要望を聞いてバージョンアップしてくよ。

んで。古希を過ぎたお婆さんが大正~昭和初期の若き開拓農民時代の思い出を綴った短編エッセイ集。第6回大宅賞受賞作。若い頃から文学志向だったそうで、旦那は詩人。そういう影響が遺憾なく発揮されていて、下手なポエムみたいな文章で断片的に描かれた開拓民の暮らしは別にどうでもいいことばっかりだった。こういうのをノンフィクションとは呼びたくない。

これが大宅賞を取っただなんて、裏でなにかあったんじゃないかと勘ぐっちゃう。