読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2015年04月09日 [書籍の類]
テロルの決算
- [著] 沢木耕太郎
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★★★★☆
最近、肉料理が重たく感じちゃって毎日のように焼き魚を食ってたんだけどさすがに飽きたので鰯を天ぷらにしてみた。そしたらあらやだ、外さっくり中ふんわりでマジ美味。鰯リスペクト。
んで。社会党委員長を刺し殺した少年の話。第10回大宅賞受賞作。殺されたのは時の社会党委員長の浅沼稲次郎、殺したのは若干17才の山口二矢。昭和35年の古い事件だから今まで全く知らなかったけど、すんごく面白かった。とにかく山口少年の純粋さが感動的で、サヨクを刺し殺すだけでも素晴らしいのに裁判の前に自殺しちゃうんだから泣かせる。やるべきことをやって未練なく世を去るなんて格好よすぎで惚れるわ。
今の時代にも、またこういう子が出てきて民主とか共産とか社民の連中をサクッとしてくれることを望んで止まない。