読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2018年02月09日 [書籍の類]
生存者ゼロ
- [著] 安生正
- [刊] 宝島社文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★☆☆☆☆
いよいよ平昌オリンピック開幕! メダルなんてどうでもいいから、とにかく怪我人とか病人とか死人がたくさん出てくれればそれだけでいい。南鮮の生きとし生けるものよ、死ね。
んで。裏表紙のあらすじに自衛隊の文字があったから反射的に読んでみた。未知の細菌によるパンデミックと思わせておいて実は、という当初の展開はよかった。でも自衛隊の組織や装備、生物学の基礎知識、学者の肩書、船乗りの言葉遣いなどなど、作品世界の土台を補強すべき描写に違和感、というか間違いがありすぎて没頭できない。あと、神の声が聞こえちゃうオカルト要素も意味不明でいただけない。
アイデアは面白かったのにもったいない。このミステリーはすごくない。