読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2018年10月31日 [書籍の類]

ガン回廊の朝 (上)

  • [著] 柳田邦男
  • [刊] 講談社文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:★★★☆☆

外米トライアルでコストコの加州米「カルローズ」に挑戦。加州米なんて25年ぶりだけど、変わらずやっぱり普通に美味い。西友の豪州米より全然ジャポニカだし、これ悪くないぞ。

んで。設立されたばかりの国立がんセンターに集いし精鋭たちがガンと闘う話。ガンを愛しガンに愛された男・久留院長が学閥廃止、能力第一主義を掲げて全国から選りすぐりのガン絶対殺すマンたちを引き抜いてくるところからして梁山泊感がすごい。千葉大から来た市川(と師匠の白壁)のX線二重造影法とか日本医科大出身の坪井が開発した肺の末梢病巣擦過法なんかのサイドストーリーもアツい。むしろそっちが本編とも言える。

この調子なら勝ったも同然。下巻でガンを撲滅しちゃう可能性、あるね。