- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
空自コスプレ同好会の組織改編で総司飛がなくなるから、次の所属を電子作戦群(仮)、中空司令部支援飛行隊(仮)、2輸空の中から選べと言われた。中司飛(仮)が順当なんだけど電作群(仮)も格好いいな。迷う。
んで。零戦が燃える話その3。ソロモンからガルバニック作戦まで。前線には、ついにエセックス級量産空母とVT信管とF6Fが登場。もうね、適うわけがない。本格的な終わりの始まり。時期的に零戦の五二型が投入され始めてるはずなんだけど、特に触れられてないな。この巻は零戦に限らず機械分が少なくて残念。
そういや、グラマンのF6F製造現場では女性テストパイロットが活躍してたんだって。それも3人。夫が自家用機を持ってたとか、なんだよそれ勝てるわけねぇー。
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
無事に結婚4周年を迎えた。当時は若かった妻も、もう25才。本来なら暴投気味の高めクソボール球だが、見た目は子供みたいなままだから結婚生活続行。頭の中身も子供のままなのはそろそろどうにかしてほしい。
んで。零戦が燃える話その2。一航艦がミッドウェーで海のもずくと消え、ラバウル基地航空隊がガ島上空で疲弊し、そして山本五十六が死ぬ。そんな時期。零戦は搭乗員の技量もあって、まだF4F相手に優勢な戦いを展開中。でもアリューシャンでアクタン・ゼロが鹵獲されちゃった。三菱では十七試艦戦の開発がスタートしたけど、どうせ間に合わないし。もう終わりだ。
日米の勢いが逆転し始めた転換期だけに面白いなぁ。文章も読みやすくて引き込まれた。
- 柳田邦男
- 文春文庫
- 手持ち
今年もぼちぼち某クイズ番組の季節が到来。ネット大会なしの予定だからWebサイトを更新する簡単なお仕事です。って去年も同じこと言ってて急に臨時ネット大会が入ったんだっけ。もうイヤだよ。
んで。零戦が燃える話その1。前回読んだ『零式戦闘機』の続編的位置づけで、開発はすっ飛ばして大東亜戦争開戦からミッドウェー前夜まで。つまり敵はまだサッチウィーブを知らないF4Fなので零戦は短い全盛期を全力で謳歌中。その裏でF6Fの開発が急ピッチで進み、三菱は十四試局戦の開発に忙殺されてる。次の巻ではもう苦戦期に突入か。短ぇ夢だったな。
あとね、よく見る間違いだけど、射撃するために合わせるのは「標準」じゃなく「照準」だろう。柳田邦男らしからぬミスだな。
- 小福田晧文
- 光人社NF文庫
- 手持ち
この春から技術担当として参加している某CS放送案件でWebディレクションも兼任になった。更新担当のおっさんが能力的に限界なので、その上司として配置されたわけだ。やりにくいなぁ。おっさんマジ使えないし。
んで。また海軍戦闘機開発モノ。内容的には一〇艦戦~紫電改の制式甲乙丙水戦+烈風が章ごとに分かれてて読みやすかった。いろんな機体に乗ってた元テストパイロットが書いてることだから説得力もある気がする。ちょっとくどいのがアレだけど。出来れば二式水戦~強風についてもっと読みたかった。特に強風はサラッと流されすぎ。なにか思い出はなかったの?
前回の本もそうだったけどタイトルが「零戦」限定って、光人社も朝日ソノラマも零戦ってつけないと死んじゃう病気かな?
- 堀越二郎、奥宮正武
- 朝日ソノラマ新装版戦記文庫
- 手持ち
先週までフィリピンに行ってた。旅行終盤からお腹が痛くなって、帰国した翌日に前代未聞の激痛! 人生初の救急車! ボホール島で生の川魚とか生の水牛とかいろいろ食べたから伝染病か寄生虫かと心配したけど、尿管結石だったヽ(´ー`)丿
んで。「零戦」だけど実際には三菱重工戦闘機開発史概要。零戦中心なのは確かだけど、零戦以前&以後にもけっこうページを割いていたからタイトルに違和感あり。売るための姑息な方策だね。中身は多分に資料的で、そういう価値は高いのかも。読み物としての面白さを期待しちゃいけないみたいだよ。つまり面白くなかった。
著者が2人並んでるけど、それぞれ勝手に書いたものを最後に合わせただけって感じで共著の意味があったのか疑問。別々の本にしたほうがよかったんじゃね。
- 新藤常右衛門
- 光人社NF文庫
- 手持ち
コストコ初体験。鶏の丸焼きがあったから会員になるかも。その前段としてアメックスがほしくなったので西友でもお得なウォルマートカードを申し込んだら1時間かからずに審査完了。仕事早ぇなセゾン!
んで。陸軍第16飛行団長の思い出。陸士・陸大を出てるお偉いさんなんだけど、先頭を切って出撃していたらしい。でも戦後20年以上経ってから書かれたわりに当時の会話や細かいネタがあまりに鮮明で、まず事実とは思えないんだなぁ。ぶっちゃけ大半がフィクションもしくは老人特有の記憶改ざんの結果なんじゃないかこれ。自己顕示欲のスゴさだけは本物だが。
なんでもかんでも“わしがやった”なのをネタとして楽しめれば面白いかも。俺はダメだった。
- 奥宮正武
- 朝日ソノラマ航空戦史シリーズ
- 手持ち
2週間以上経っても簡単なフェリー事故が収束しない国があるらしい。そして“いい朝鮮人”がどんどん増える。
んで。ラバウル海軍航空隊の活動を記録した資料。面白さを求めて読むもんじゃなかった。ラバウルと聞くと坂井三郎あたりのイメージのせいで理由もなくすっげー強い航空隊だった気がしてたんだけど、実際にはかなり負けが込んでた。出撃機数が常に少ないから、時が経つにつれてますます劣勢になる悪循環。南方最大の航空拠点でこれじゃ勝てるわけねー。
こりゃ「ラバウル烈風空戦録」で鬱憤を晴らしたくなるねぇ。
- 木俣滋郎
- 朝日ソノラマ新戦史シリーズ
- 手持ち
JS生成のmetadataがなくても認証済みCookieを取れるAmazonの旧ログインページがついに無効化されちまった。丸1日トライした結果……うむ! 諦めてSelenium使うわ。そのためだけにPCを1台増やさなきゃいけない悔しさよ。
んで。銀河の話。ちゃんと書いてくれれば面白い機体のはずなんだけど、そこはそれ木俣滋郎の面目躍如。銀河がいつどこで何機出撃したというだけのクソつまらない本だった。さらに言うなら、非常にシンプルな内容にも関わらず致命的に低い文章力のせいでなにが書いてあるのかいちいちエスパーしなきゃいけない暗号書だからストレスがマッハ。
この人より日本語が不自由な物書きを見つけるのは難しい。チラシの裏にでも書いてればいいと思う。
- 渡辺洋二
- 朝日ソノラマ新戦史シリーズ
- 手持ち
XP終わりました。Win7Pro導入しました。丸2日かけてクラシックUIに変更しました。バージョンアップするたびに使いにくくなるWindowsはもう終わりかもな。セキュアなWin2000作ってくれればいいだけなのに。
んで。三式戦の話。なんか速そうだし優秀機のような印象を持ってたけど、全然違ったわ。液冷エンジンの稼働率が低いから集中運用できず常に負けるパターンで、もういいから空冷に換装しろよって思わないほうがおかしいレベル。ようやく空冷にした五式戦が使える機体だったから、ますます“ほら見ろやっぱり”感がスゴい。
三式戦にしろ零戦にしろ、もっと早く金星を載せとけば少しは戦えたんじゃないかなぁ。旧軍の判断の遅さが恨めしい。