書籍の類 読むの飽きてきた
■2010年11月10日 [書籍の類]
山口瞳「男性自身」傑作選 熟年篇
  • 山口瞳(著)/嵐山光三郎(編)
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

新妻の在留許可が下りないと、次のフィリピン行きの予定が立たないぞ。審査早く。

んで。嫌いな物から先に食べるタイプなので、山口瞳、コイツを先に片付ける。週刊新潮の名物連載コラムの傑作選とのことだが、傑作なんかねーよ! いけ好かないんだよ! 理由はわからない。が、とにかく文章がいけ好かない。よくわかんねーけど気取ってんじゃねーぞ禿メガネ! という怒りが込み上げてくる。なんでかなー。

今までなにも感じなかったサントリーの広告キャラ、アンクルトリスってゆーの? アレ見て嫌悪感が湧くようになったぞ。絶大なる山口効果。

■2010年11月08日 [書籍の類]
新装版 諸君!この人生、大変なんだ
  • 山口瞳(著)/常盤新平(編)
  • 講談社文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

仕事行って、帰ってきて、新妻と電話で話して、寝る。そういう日々。かなり疲れてきた。ビザ早く!

んで。サントリーの広告の人に初挑戦。結果、これはダメだ。明確にダメだ。酒の広告もいけ好かない。エッセイもいけ好かない。対談もいけ好かない。読めば読むほどいけ好かない。説教臭さで鼻が曲がりそうだ。貴様、何様のつもりだ!

コイツの本は、まだ何冊か未読在庫がある。とってもマズい予感がするぜ。

■2010年11月04日 [書籍の類]
ちぐはぐな身体 ファッションって何?
  • 鷲田清一
  • ちくま文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

ああ、仕事めんどくせぇ。それなりに注文が入ってるところもめんどくせぇ。もう少し休みがほしいなぁ。

んで。哲学畑の人が、ファッションとはいかなるものなのかを説いてみた本。やっぱりというかなんというか、どこまで行っても観念的。具体的な例を挙げて説明をしても観念的。このへんは哲学畑の面目躍如。丁寧に書いてることはわかる。その姿勢に好感も持てる。が、スマン。これっぽっちも興味がない。

ファッションを哲学することに意義はあるかな。ないような気がするな。

■2010年11月01日 [書籍の類]
制服概論
  • 酒井順子
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

フィリピン滞在を終えて、3週間ぶりにお仕事再開。ああ、働きたくねぇ……。

んで。制服好きを自認する著者によるよしなし事。学生、社会人、軍隊、スポーツの各制服について、とりとめのない雑感がつらつらと。俺も制服は嫌いじゃないが、あんまりそそられる内容じゃなかった。あとね、海と陸さんは取り上げてるのに、我らが空自は完全無視ってどういうことだ納得いかねぇ。

結局のことろ、不肖・宮嶋による巻末の解説が一番面白かった、というお話。

■2010年10月15日 [書籍の類]
ニョタイミダス
  • 酒井順子
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

フィリピン滞在中。今回の目的は新妻のパスポート取得なのだが、順調に行かない気配がぷんぷんしてる。さすがフィリピン、全てが使えないぜ。

んで。また酒井順子エッセイ。女体の部位に関するよしなし事を軽い調子で面白おかしく書く。なんの問題も提起しないし、なにも解決しない、つまりなんのイミもないんだけど、なんとなく読めるから偉いもんだ。それはもう徹頭徹尾どうでもいい内容なんだけどなー。

ああ、パスポート……。

■2010年10月11日 [書籍の類]
トイレは小説より奇なり
  • 酒井順子
  • 集英社文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

数時間後にはフィリピンに向けて出発だというのに、いつものように入眠障害。ね・む・れ・な・い。

んで。トイレ的エッセイな表題作の他、「青年の単語帳」「春夏秋冬いとをかし」というエッセイ3部構成。どれも軽く読めて面白くなくはないんだけど、ページ数は「青年の~」が圧倒的に多く「トイレ~」が一番少ない。それなら本のタイトルは「青年の~」にすべきだろうと思うわけ。こういう詐欺みたいなやり方は好きじゃないわけ。

集英社の編集者にはセンスも才能も常識もないことがよくわかる。お前らもう活字やめてマンガだけ出しとけよ。

■2010年10月08日 [書籍の類]
専門家に聞きました 答えられそうで答えられない素朴な疑問
  • ライフサポート・ネットワーク(編著)
  • 幻冬舎文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

もうすぐフィリピンだ。ぃぇーぃ。こうなると他のことを考えてるゆとりなどなくなる。仕事? 余の辞書にそんな文字はねーよ。

んで。こういう小ネタを寄せ集めただけの本、なんてゆーの? 企画物? どうにも好きになれん。なぜなら大半がくだらないから。中にはちょっと興味深げなネタが出てくる場合もあるんだけど、ぶつ切りだから面白さが持続しない。早く終わらせて次の本に進みたいという一心で読むしかない状態。

たまたま雑誌に載ってれば楽しく読めるだろうけど、わざわざ1冊にまとめる必要なくね。

■2010年10月06日 [書籍の類]
きのうの空
  • 清水辰夫
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

俺は酒飲むと優しくなる、と新妻が言っていた。だから酒は止めなくていいらしい。ナイス新妻! もともと止める気ないけどナイス! タバコも止めない! フィリピンまで、あと5日。

んで。貧乏で片親の青年が煮え切らない。そういう短編集。イベントもなく、オチもなく、ただひたすらどうでもいい状態が続くだけ。いつも思うが、こういう小説って誰が読んでるんだろう。無意味だよ?

こんなつまらないもんでも、実は柴田錬三郎賞受賞作。なにその賞おいしいのと思ってググったら、集英社。無価値www

■2010年10月01日 [書籍の類]
花埋み
  • 渡辺淳一
  • 新潮文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

去年の年収のあまりの低さに不安を感じたので、不動産の登記簿謄本なんかを追加提出しに品川の東京入管まで行ってきた。偽装結婚じゃないんですよ? ホントですよ?

んで。夫から淋病を感染されちゃって恥ずかしかったから日本初の女医になった人の話。のはずなんだけど、政治活動に熱を上げ、おまけに13才下の再婚相手が理想に燃えて出来もしないアイヌ開拓を決心しちゃったもんだからもう大変。後半は女医とかほぼ関係なく、ひたすら自業自得で後味よくない。

でも渡辺淳一作品としてはいいんじゃない。愛だ恋だいうよりは間違いなくいい。

■2010年09月26日 [書籍の類]
夫婦
  • 橋田壽賀子
  • 中公文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆☆

もうすぐタバコ値上げ。俺は本数吸わないし、買い溜めするほどのこともないわなー。と思いつつも、気がついた時にちょっとだけ多めに買ってたら、なぜか備蓄が16カートン半。いつの間に5万円も……。

んで。NHKで放映したドラマの文庫版らしい。定年を迎えた夫婦の悲喜こもごもなストーリーで、まさしく橋田壽賀子ドラマ。大したことはない。さらにこの本、小説じゃなく戯曲なんだよねー。最悪ー。出版するなら小説化しろと言いたい。

橋田壽賀子は好きじゃないが、それ以上に戯曲が嫌いだ。そりゃもう評価は最悪。