- 麻生幾
- 文春文庫
- 古本
東北地方に家がほしくなったので調べてみたら中古一戸建て300万円以下という物件が出てきたので本気で考え中。交通手段ナシというのが少々気にかかる。
んで。文章下手&誤植大杉という萎え要素を豊富に含有しながらもオウムのエンタメ性が上回った。話が陸自の化学学校から始まったので俺ワクワクもう止まらないドンストップミーナウ。そこから地下鉄サリン事件までは陸自部隊のめくるめく大活躍の連続で失禁しかけた。なお後半は警察の話になったのでテンション低下。
良し悪しや好き嫌いを別にして言うが、東京のど真ん中でサリン撒いたオウムGJ。おかげで自衛隊の対化学兵器の経験値は大幅アップだ。
- 祝康成
- 新潮文庫
- 古本
たまに襲い来る試験強化週間が大量の試験項目と共にやって来た。今回は日数のわりに担当項目が多い気がするのでサボる余裕もなく。RHELを華麗に操っていた日々が懐かしい。
んで。未読棚に残ってた事件物。美智子皇后陛下の失声症、3億円事件の誤認逮捕、認可されない丸山ワクチン、美空ひばりと紅白歌合戦、成田空港の建設地、日本初の心臓移植、なだしお事故、そして猪木vsアリ戦。それのどこが昭和の8大事件なのかかわらんが、それなりに面白かった。歯切れのいい書き方で引き込また。ウソかホントかわからんけどね。
3億円事件では自殺した容疑者S少年が出てきた。同じようなことを一橋も書いてたから、どうせフィクションだろう? 俺だけは騙されない。
- 「新潮45」編集部(編)
- 新潮文庫
- 古本
スパゲチー食べたい病にかかったので350gくらい茹でてみた。最近お気に入りの「マ・マー 具たっぷりのミートソース」と粉チーズ&大量のタバスコで食したらペロリと完食したので500gくらいはイケそうな予感。
んで。流れのままに事件物。オムニバス形式は敬遠気味なんだけど、これはこれで読みやすいものだな。さほど複雑な事件じゃないし短編でちょうどいい。ほとんどは普通の殺人事件だったけど、中にスゴいのがいた。殺人で無期懲役くらった犯人が仮出所中に逆恨み殺人という熊本のお礼参り殺人。そんなのが娑婆に戻れるなんて怖いなぁ。
バカは死ななきゃ治らないという格言もあるし、前科者がやり直せない社会を目指したい。
- ニュートンプレス
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで特集「始皇帝が眠る地下帝国」はあれだ、兵馬俑。土人形がゴロゴロ出てくるチャンコロの墓。興味ないわりにそれほどツラくなかった。秦の始皇帝はツッコミどころ満載。14才で自分の墓を作らせ始めて50才で死んだ時に未完成だったそうだ。バカだ。特集以外ではOHANA計画がスゴそう。マウナケア山頂の望遠鏡群を光ファイバーで結んで光干渉で分解能を上げるという。理論はよくわからんがガンガレすばる望遠鏡。
竹内均の「人物科学史」が復活してた。ニュートン編集部に失望した。
- 一橋文哉
- 新潮文庫
- 古本
いつの間にやら3月突入。人生のスピード感が怖くなる今日この頃、杉の花粉がこんなところまで。一段落したら全て焼き払ってやる。
んで。一橋作品だけに宮崎勤事件の真犯人が誰なのか期待てたんだけど……なんだ今回は真犯人いないのか。宮崎くんは自分で描いたシナリオを演じているという話で、これといって印象に残る場面もなく。宮崎くんが壊れてようと正常だろうと、別にどっちでもいいし。
一橋は、あくまで真犯人を追って無茶すべきだ。普通に書かれても困る。
- イカロス出版
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで珍しく3ヶ月連続の『JWings』。特集は「軍用機マニアの常識・非常識」という漠然としたタイトルの初心者向け記事。物足りない内容だったけどもともと特集には期待してないからヨシ。連載は「日本の大戦機」が赤トンボ、「未完の計画機」が米陸軍の軽観測ヘリ、「オールドジェット」がYak-38フォージャー。機種選定に不満を感じるけど安心して読めた。
『スーパーローリングインザスカイ フレッチェ・トリコローリ』ダイジェスト版DVDが付いてきたので初めてフレッチェってものを観た。フォーメーションのキレはイマイチだけどソロ機はスゲェな。なんだこの気持ち悪いマニューバー。
- 一橋文哉
- 新潮文庫
- 古本
水槽の水がこなれてきた気がしたのでタイワンキンギョを移動。容積2.6Lの超小型水槽から19Lへと格段の出世を成し遂げられた。そこに一匹だけでお住まいなのだから贅沢だ。いいなぁ魚。
んで。グリコ森永がスゴかった一橋、今回はついに三億円事件の真犯人を見つけた。真犯人は元警察官で、当時警察がマークしていた不良少年グループと接点あり。そんなわかりやすい人間にも関わらず捜査の手が及ばなかった理由については一切触れていないが、まぁ全部フィクションだからしょうがない。
でも、ちょっと中途半端だったな。一橋には、もっとバカらしいことを書いてほしい。
- 文林堂
- 月刊誌
読書の途中だけど雑誌。
んなわけで久しぶりの『航空ファン』は、特集「小型空母」が気になった。特集以外に読めるページがないことをわかってて買うんだから俺ってヤツは人間の器が大きいことよ。と言ったそばから激しく後悔。特集もつまらなかった。シャルル・ド・ゴールがシュペル・エタンダール載せてて、今どきブライドルケーブルかと思った以外になにもない。だいたい小型空母の話なら世艦で読んだほうがいいに決まってる。っつーかシャルル・ド・ゴールは小型空母じゃねぇ! 特集以外も完敗。日の丸アパッチの話題に救いを求めたがセンターカラー1ページでどうしろと。よかったのは表紙だけ。表紙1枚のために1200円。
今まで何回決心したか憶えてないけど、今度こそ二度と買わないと誓う。
- 「少年A」の父母
- 文春文庫
- 古本
タイワンキンギョはまだボールの中で不自由な避難生活。新しい水槽の準備はほぼ完了してるんだけど水がこなれてから移動させたほうがいいらしい。よくわからんがもう少し待ってみる。
んで。ゴーストライターが書いた本。少年犯罪だから実名は出てないが「少年A」がイニシャルトークになってるからいいや。もともと勉強できない、万引きする、友達殴る、不登校、その他問題山積だったAくんは、その後もご両親に見守られながらのびのびと成長した。キチガイに。子供の品質は100%親の責任だ。つまらない本を出した罪も重い。面白い本を書くのが責任ってもんだろ。
Aくんは娑婆に出てきてるよね。キチガイは死んでも治らないから野次馬を喜ばすため社会の安全のために近況を詳しく公表してほしい。
- 佐野三治
- 新潮文庫
- 古本
ボールに仮住まい中のタイワンキンギョが引っ越したいと言うので近所のホームセンターへ。補修剤がなかったことを言い訳にして水槽ゲト。セットの外掛け式はイヤだから上部フィルターを別買い。ヒーターと底砂も買わなきゃ。なんか楽しい。
んで。ブコフ105円棚でなんの気なくタイトル買いしたら大当たり。1992年の正月、グアムを目指すヨットレースで豪快に沈没して27日間漂流してた人の話。7人のクルーのうち1人は転覆時に死んだので6人がライフラフトで漂流。救難信号発信器と救命キットはなくすし、水も食料もないからもう大変。そのうち1人また1人と減って、最終的にこの人だけが生き残った。
実体験だけあって緊迫感がスゴい。文章も上手い。読んダラ日記で一言も文句が出ないなんて珍しい。










