- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
外に出ると溶けてしまう体質のため家から1歩も出られない。読書しかない16の夏。
んで。潰れそうな旅行会社がフランス名門ホテルの部屋を高級ツアーと格安ツアーでばれないようにシェアさせる話。旅行会社が必要としている金額計1200万円の内、高級ツアーで1100万円集めて不足分の100万円を格安ツアーで賄うというんだから無茶だ。だいたい高級ツアーに見込まれる客数が5~6人だとわかった上での企画なのに設定金額が1人当たり150万円というのは計算が合ってない。単価を少し上げれば解決だ。
前提条件が破綻してる上にヌルいストーリーだから面白くもなんともない。
- 藤沢周平
- 講談社文庫
- 借り物
暑い。暑くて死ぬ。もうエアコンの効いた部屋から1歩も出ない。
んで。シリーズ最終巻を読み終わり。主人公が獄医者で柔術使いという点以外は特に変わったところのない王道な展開だったけど予想以上に引き込まれた。そしてとにかく従妹に萌えた。こんだけ読ませてもらえれば言うことナシ。
借りて半年以上になるが、これでやっと店に返せるよ。あ、『かわせみ』なんてもっと長いこと借りてるじゃん。早く読まなきゃなぁ。でも返しに行くと別の本を借りて来ちゃう無限コンボ。
- 藤沢周平
- 講談社文庫
- 借り物
1日の激務(6時間くらい)を終えてビールを片手に周平を読む。嗚呼これぞ至福。
んで。もう止まらない。I am not stop。変貌を遂げ勝ち気でカワイイ娘さんになった従妹のおちえが登くんに積極アッピール中。従妹マニアの俺としては堪らない展開。マジ従妹萌え~。
従妹以外も面白いんだけど、それはそれとしてとにかく従妹萌え。
- 三才ブックス
- 新本
去年の終わり頃、評判に躍らされて買った本があった。英語なんて大嫌いだから読まずに放置してたが、ついに一大決心して手に取ったよ。浅田次郎より英語のほうがマシだ。
んで。結局は英単語帳なのだから毎日少しずつ読めばいつかは終わるはず、明けない夜はない。と信じて読み始めたら一気に最後まで行けちゃった。例文はアチラの世界の話題のみに限定。無理矢理な意訳ばかりで笑った笑った。美しくない英文が多かったけど、そういう本じゃないもんね。
でもちゃんと英単語も覚えた。maniac(ヲタク)、sister(妹)、rosebud(美少女)。
- 藤沢周平
- 講談社文庫
- 借り物
無性に時代物が読みたくなった。もう少しだけ浅田から離れていたい。
んで。店から半年以上借りっぱなしの藤沢周平を読んでみた。「獄医」なんていうから重い話かと思ったら普通に軽い江戸時代物だったので安心して読めた。でも『用心棒日月抄』とか『よろずや平四郎』に比べると主人公の印象が薄い。得意技は柔術だし。ま、相手をする町の無頼漢の得物はせいぜい匕首だから柔術くらいじゃないとバランス取れないのかも知れないが。とりあえず手刀で匕首を落として一本背負い。
従妹のおちえとケコーンして叔父の跡を継ぐような気配があるので、そこに期待してみる。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
まだ浅田が数冊残ってるけど、これ以上続けるのは無理。精神的に消耗激しい。
んで。適度なローテーションで登場の『かわせみ』。14巻はなぜか動きが乏しかった。全てを見通す推理力を発揮しすぎな東吾の影響で、事件が起こっても緊張感がない。るいさんとの関係も進展しそうでしないので、全体にボヤけた印象。
そんな中「麻生家の正月」で娘誕生。(宗太郎+七重)÷2=花世ちゃん。将来的にはどうすんだろ。畝源太郎とでもくっつけるのか。ま、それもまた一興。
- 浅田次郎
- 新潮文庫
- 借り物
読んでも読んでも終わらない浅田。そろそろ他の本を読みたい。
んで。またもや短編集。会話だけの「奈落」とか手紙の文面だけの表題作のように“ありがちな”変わった手法に挑戦してた。でもいつも通りのヌルい話だからそういう手法を使う必然性が感じられず、従って効果もない。この人の場合、手法云々の前にまずストーリーを練るべきだと思う。
っつーか、頼むからオチをちゃんと書いてよ。オチのない短編は致命的につまらない。
- 浅田次郎
- 文春文庫
- 借り物
快調なペースで本日2冊目を読み終わり。さすが浅田、読むのラクチン。
んで。また短編集。中身もいつも通りの浅田。各話とも前半はそこそこ読めるけどラストは手抜き。短編なのにオチてないから全然面白くない。もう少し頑張りましょう。
体育会系作家を自称してるくせに、ぬるま湯みたいなヌルい話ばっかり。潔くない。もっと骨太なのを書いてみろと言いたい。

- ニュートンプレス
- 月刊誌
竹内均が死んだ影響に期待しながら『ニュートン』を読んでみた。
んで。特集は「古代ギリシア」。全くもって興味ナシ。その代わり特集以外の記事に当たりが多くて助かった。中でも印象的だったのは国立スポーツ科学センターの研究に関する「金メダルへの科学」。スポーツ科学は合理的で面白い。
期待していた竹内均の連載はと言うと。まだ残ってるのはどういうことだゴルァ。著者が死んだことなど微塵も感じさせないつまらなさだった。まだ続くんだとしたら激しくイヤだなぁ。









