- [著] 藤沢周平
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:★★★☆☆
妙な英単語帳を挟んでしまったが、周平のほうも着実に。
んで。1巻は普通だったけど、ここで急激に引き込まれ始めた。お涙頂戴もチャンバラもないのに目が離せない。最初は嫌われ役だった叔父一家に優しい面が見えたりして江戸人情全開。箸にも棒にもかからなかった従妹のおちえなんか特にヤバい。萌えてきた。
学生時代はわかりやすいだけの池波を面白いと勘違いしてたけど、改めて読むと周平のほうが圧倒的に面白い。大人の階段のぼってる。俺はまだシンデレラだけどね。