2004年07月6日 の日記
■2004年07月06日 [書籍の類]
姫椿
- 浅田次郎
- 文春文庫
- 借り物
俺満足度:★☆☆☆☆
快調なペースで本日2冊目を読み終わり。さすが浅田、読むのラクチン。
んで。また短編集。中身もいつも通りの浅田。各話とも前半はそこそこ読めるけどラストは手抜き。短編なのにオチてないから全然面白くない。もう少し頑張りましょう。
体育会系作家を自称してるくせに、ぬるま湯みたいなヌルい話ばっかり。潔くない。もっと骨太なのを書いてみろと言いたい。
■2004年07月06日 [雑誌の類]
Newton
(2004.8月号)
- ニュートンプレス
- 月刊誌
読んダラ通算21号目
竹内均が死んだ影響に期待しながら『ニュートン』を読んでみた。
んで。特集は「古代ギリシア」。全くもって興味ナシ。その代わり特集以外の記事に当たりが多くて助かった。中でも印象的だったのは国立スポーツ科学センターの研究に関する「金メダルへの科学」。スポーツ科学は合理的で面白い。
期待していた竹内均の連載はと言うと。まだ残ってるのはどういうことだゴルァ。著者が死んだことなど微塵も感じさせないつまらなさだった。まだ続くんだとしたら激しくイヤだなぁ。
■2004年07月06日 [書籍の類]
鉄道員
ぽっぽや
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
俺満足度:★★☆☆☆
夏バテ全開。こういう時はコッテリした食事と読書しかない。
んで。浅田の直木賞受賞作。“ぽっぽや”と読むらしい。浅田の短編集にしては粒揃いで、驚くほど読めた。特に「角筈にて」なんかは雰囲気のあるいい話だった気がする。でも基本的にラストは不思議オチ。どんなにいい話でも最後がこれじゃ三文小説の域を出ない。
毎度のことだけど、浅田の手抜きオチには気分を害される。