- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
そろそろ本当に勘弁してほしい。
んで。浅田エッセイは第3巻に入ってもワンパターン。よくまぁこれだけ同じようなネタを同じような言葉で書き続けられるもんだ。なんでもかんでも大げさに表現しようと一生懸命で、なんかちょっと切なくなってきちゃったよ。可哀想に。
これは明らかに終わりどころを逸してる。ワンパターンすぎてウザいもん。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
なんか時間かかった。早く終わらせたいんだけど面白くないから読む気になれない。
んで。エッセイ第2弾はワンパターンの一言。身の回りのことを書いてもワンパターン。社会に物申してみてもワンパターン。書き方も極端一辺倒でメリハリ皆無。眠くなる。
ま、あとがきで「エッセイとは概してつまらんものである」なんて書いてる人間だから、面白いエッセイを書けるわけもないんだけどね。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
終わらない浅田。早く違う人の本を読みたいと思い続ける試練の日々。
んで。これはエッセイ。浅田得意の陳腐な短編小説よりは読めたけど、全体に極端な表現ばっかりで知性が感じられない。ぶっちゃけ頭悪そう。それをネタと割り切って読めれば半分くらいは楽しめるかも。俺には無理だったけど。
浅田のどこが気に食わないと言えば“俺は変わった人生を歩んできたんだぜ”と自慢をしながらも妙に卑屈なところ。男なら自慢するのか卑屈になるのかハッキリしろ。
- 浅田次郎
- 文春文庫
- 借り物
また浅田。池波と同じくらいつまらない。
んで。短編集。例によってありがちなストーリーで、さらにどの話もオチがないので全然盛り上がらない。訴えかけてくるものがない。癒されることもない。読んだ後に何も残らない。ただ活字が並んでるだけという感じなので正直どうでもいい。この読み応えのなさは尋常じゃない。
浅田の短編はこんなのばっかり。
- 浅田次郎
- 朝日文庫
- 借り物
浅田が続く。ぶっちゃけ全然面白くない。
んで。誰の助けも借りずに心臓病の母親を若干離れた病院に運ぶ話。結局ゴッドハンドの心臓医に手術してもらって終わり。ありがちなストーリーだったけど浅田のわりには普通に読めた。決して面白くはなかったけど。
この程度の中身なら短編で十分という気もする。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
やっとシリーズ最終巻を読み終わり。さすが浅田、パッとしない。
んで。1巻ほどではないがバカな雰囲気が戻ってきてそこそこ読めた。でもラストは例によって浅田らしい手抜き加減。描かれているのは途中から存在価値を失ってた主人公のみで、ストーリーを実質的に支えてた他のキャラは無視。4冊も続いたシリーズの終わり方にしてはかなり弱い。
なんとも安っぽさが目立ったシリーズだった。正直、時間を無駄にした。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
サクッと第3巻撃墜。話が進むにつれてどんどんつまらなくなっていく。
んで。「血まみれのマリア」登場ということで期待の持てる滑り出しだったんだけど、とても残念な結果に終わった。ちょっといい話を狙いすぎて、せっかくのおバカな設定が全く活きてない。強引に感動させようとしたって陳腐なだけ。つまらん。
所詮は量産作家だな。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
平日なのに毎日1冊。それくらい内容が薄いんだ。
んで。警察官御一行様をご案内という一波乱も二波乱もありそうな状況だったにも関わらず全く盛り上がらなかった。これ以上ないくらい簡単に読めるが、笑えるわけでもなく、ましてや感動なんて出来るはずもなく、ただただ空虚。
変な欲を出して強引に感動させようとするから白けるんだよな。バカに徹しておけばいいのに。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
浅田に再突入。いつか面白い話に巡り会えると信じて。
んで。タイトルから重々しいストーリーを予想してたんだけどバカ話だった。極道による極道のためのホテルで従業員も客もそのスジの人。とにかく全てがバカで笑えた。こういうバカなのを待っていた。
ありがちで単純で強引な感動小説よりも、こういうバカ小説のほうが浅田に合ってると思うんだがなぁ。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
浅田に耐えられなくなってきたからちょっと息抜き。
んで。萌えた。萌え尽きるほど萌えた。「岸和田の姫」の姫様超萌え! 元気で健気な姫様なんて完全無欠にも程がある。これはもうシリーズ最高傑作どころか今まで読んだ時代物の中で最高だ。泣きながら勃った。
時代物で萌えとは、『かわせみ』スゴいなぁ。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
ここまで3冊連続ハズレだったから、流れを変えようと吉川英治文学新人賞受賞作品を読んでみた。
んで。タイムスリップ地下鉄で現在と過去を行ったり来たりしてるうちに全体像が見えてくるという浅田お得意の展開。リズムは良かったんだけど、ラストに近づくほど安っぽくなって、オチなんか失笑。
浅田はなんでこんなにありがちな話ばっかりなんだろうか。
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
今日も浅田。頭を使わなくていいからラクだ。
んで。映画好きの大学生「僕」の友達が元映画女優の幽霊と恋に落ちたという話。ありきたりで面白くもなんともない。浅田はとにかく読者誘導が強引だ。主人公たちが幽霊を怖がらないと話が成立しないなんて無理矢理すぎる。大学生にもなって幽霊なんて怖がるか? 半分くらいのところでオチが予想できちゃったし、なんとも安っぽい話だ。
そういや俺が大学生の頃、バイト先に走ったり悪戯したりする幽霊が住んでた。誰も怖がったりせず、共存に成功していたよ。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
連日の浅田。内容がないから頭を使わずにスラスラ読める。
んで。浅田自身の青春時代を元にした自伝的青春グラフィティっぽい連作短編。いやぁ、つまんなかった。高校生の「僕」が恋に遊びに精一杯生きた甘く切なくほろ苦い生活ということだったんだけど、中身空っぽ。進学校(自称)で適当に勉強して、親に買ってもらった車を乗り回して、毎晩酒飲んでタバコ吸って、女とみればセックスしてたというだけ。とにかくつまらなかった。
これはバカ自慢? “俺も昔は悪だった”ってやつ? 悪いのは頭だろ。
- 浅田次郎
- 光文社文庫
- 借り物
浅田の本はすぐ読み終わる。この調子で読んでたら年末までかからないなぁ。
んで。初めて浅田の短編を読んだわけが、下手だなぁ。ほとんど面白くない。読みやすいけど何も残らない。登場人物が自らの置かれた状況をわざわざ深刻に受け止めてるところが無理矢理すぎ。感動もなにもない。
一部で“平成の泣かせ屋”などと呼ばれてるらしいが、こんな下手な話で泣けるヤツがいるとは思えない。『鉄道員』とかは泣けるのかなぁ。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
下巻を読み終わり。
んで。詰めが甘い。展開に必然性がない。誘導が強引すぎる。伏線を消化しきれてない。ラストも中途半端で感動にはほど遠い。途中で消えたままのキャラがずいぶんいたよ。現在と過去を行ったり来たりというパターンは最後まで『壬生義士伝』と同じ。二度は通用しない。
つまらなくはなかったけど、浅田次郎の名前の通り浅い話だったよ。
- 浅田次郎
- 講談社文庫
- 借り物
今年中に終わらせねばならない新ミッション。年末に家を出る弟が持っていっちゃう本を読み尽くさねばならん。というわけで浅田からスタート。
んで。どれから読むか迷ったが「昭和二十年、嵐の台湾沖」とあったのでこれにした。終戦間際に沈んだ豪華客船 弥勒丸を巡る物語。阿波丸事件がモチーフか。現在と過去を行ったり来たりしながら徐々に全貌が見えてくるという『壬生義士伝』と同じ手法。これが得意パターンなのか。
浅田の本はそれほど読んでないからポテンシャルがよくわからんけど、とりあえず冒頭から引き込まれている。下巻にも期待。
- 平岩弓枝
- 文春文庫
- 借り物
約10ヶ月ぶりに『かわせみ』を読んでみた。
んで。このところ時代物というと池波の駄作ばっかりだったので心から楽しめた。『かわせみ』は俗っぽくていいなぁ。これぞ江戸エンタメ。池波のは不自然にカッコつけてて無理だらけだもんなぁ。
ワンパターンな人情捕物帖だからいつ読んでもそれほど違いはない=特に書くことないけど、今回は畝源三郎の奥方がおめでた。先が楽しみな展開だ。
- 石山順也
- 講談社+α文庫
- 古本
待望のビールシーズン到来なのでビールの文庫を読み終わり。
んで。スーパードライ好きなので読んでみたアサヒビール躍進の顛末。社内の意識を改革したら売れた。ふむ、全くドラマがない。だいたい飲料メーカーなのに肝心の商品に関する話がないというのはどういうことだ。意識改革こそが『アサヒビールの奇跡』と言われても。
精神論だけで物が売れるとは思えないんだがなぁ。
- ニュートンプレス
- 月刊誌
竹内均追悼な感じの今月号。
んで。特集「人類、火星到達への道」は実現されるとしても数十年後の話なので具体的な情報はナシ。特集以外では「月曜朝にさわやかに起きる方法」に期待したが日曜日も早起きして体内時計を調整しろというだけだった。それが出来れば苦労しない。
そして竹内均追悼記念。以前掲載された「地球物理学の発展とともに」という竹内が自分で書いた半生記を再掲載。どこぞのオッサンが自費出版する人生記みたいなもんで読むに耐えなかった。でも竹内の死で「GEOGRAPHIC」と「人物科学史」(もりいずみ=竹内均)という2大ダメ連載が終わってくれるのは素晴らしい。来月も載ってたら怒るぞ。