2004年07月17日 の日記
■2004年07月17日 [書籍の類]
夏草の賦
(上)
- 司馬遼太郎
- 文春文庫
- 借り物
俺満足度:★☆☆☆☆
浅田の残りが少なくなってきてたから、ここらで別の弟借り物シリーズを片付けようと思った途端に読み終わった。1日で文庫3冊は久しぶり。
んで。『坂の上の雲』以来の仇敵、司馬遼。今回の主人公は長宗我部元親だ。まだ上巻だから判断しかねるが、今までのところイベントがなにもない。さすが四国の地方豪族。そしてさすが司馬遼。超つまらん。
それにしても司馬遼は相変わらずひらがなばっかりだ。漢字も書けないのによく作家なんかになれたな。
■2004年07月17日 [書籍の類]
王妃の館
(下)
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
俺満足度:☆☆☆☆☆
暑い時はこれくらい空っぽな話のほうが読むのラクでいいかも。つまらなすぎてムカつくけど。
んで。破綻した前提条件の上に成り立っているから、その後の展開は全て不自然で強引。笑わせたいのかホロリとたいのか最後まであやふやで中途半端だし、まさに浅田らしいヌルさ。わざわざ読む価値はない。
あ、よく見たら集英社文庫か。おまけに連載誌も集英社。それならしょうがない。集英社+浅田じゃどうしようもない。
■2004年07月17日 [書籍の類]
王妃の館
(上)
- 浅田次郎
- 集英社文庫
- 借り物
俺満足度:★☆☆☆☆
外に出ると溶けてしまう体質のため家から1歩も出られない。読書しかない16の夏。
んで。潰れそうな旅行会社がフランス名門ホテルの部屋を高級ツアーと格安ツアーでばれないようにシェアさせる話。旅行会社が必要としている金額計1200万円の内、高級ツアーで1100万円集めて不足分の100万円を格安ツアーで賄うというんだから無茶だ。だいたい高級ツアーに見込まれる客数が5~6人だとわかった上での企画なのに設定金額が1人当たり150万円というのは計算が合ってない。単価を少し上げれば解決だ。
前提条件が破綻してる上にヌルいストーリーだから面白くもなんともない。