- 須藤武雄
- 講談社+α文庫
- 古本
ここ何日かクイズCGIを作りたい放題だったので、ようやくこの仕事にも終わりが見えてきた。ここまで来れば余裕のはずなので、ギリギリまでサボることにする。
んで。元科警研の中の毛の人が書いた毛の話。毛にもいろいろあるはずだけど、前半は陰毛スペシャル。なんでも陰毛。とにかく陰毛。陰毛だけで犯人タイーホだぜ。後半はその他の毛。これには人間の毛だけじゃなく獣毛も含まれてたりして、陰毛ほどの情熱は感じられなかった。そんなに陰毛が好きなら、いっそ陰毛オンリー本にすればよかったのに。
つまりあれだ。犯罪に臨む際は、確実に陰毛を剃っておきましょうってことだな、たぶん。
- 麻生幾
- 新潮文庫
- 古本
酔っ払うと仕事する気になる。でも酔っ払ってるから仕事にならない。酔いが醒めると仕事は出来る。でも仕事する気はなくなる。永遠のジレンマ。
んで。昭和・平成の大事件の裏で消されかけたファイルなどなかった話。Part2のネタは金大中拉致とか重信房子タイーホとか。ウソ臭さますますアップ。代わりに文章力ますますダウン。説得力なし。これぞ麻生幾クオリティって感じだ。だって小説だし。消されかけたファイルなんて出てこないし。
国松長官襲撃の「フォローポイント弾」ってさ、綴りは“hollow point”だからホローポイント弾でいいんだよ? 若大将の♪フィズィーにおいで~くらいカコワルイ。
- 麻生幾
- 新潮文庫
- 古本
今年も葛飾の花火を見てきた。bomi先生に『ラッキー×クロス』のサインをもらおうと思ってたのに、飲んでたら忘れた。なんてこった。
んで。昭和・平成の大事件の裏で封印されていた文書を発掘しなかった話。中身はいつもの麻生幾で、文章力低め&考証甘めの設定。あさま山荘とか下山事件、ホテルニュージャパン火災なんかの面白いネタが並んでたけど、どうにもくだらないんだよな。ほとんど小説だし。
っつーか、封印されていた文書なんてどこにも出てこないじゃん。タイトルに中身がついてきてないな。
- 宇佐見義之
- 技術評論社
- 借り物
夏本番。というわけで本日は某クイズ番組のロケが地元の球場で行われていたので、ちょっとだけ顔を出してみた。JKがイパーイいた。おしゃべりしちゃった。えへへ。
んで。カンブリア爆発。買うほどのものではないと予想して、珍しく図書館で借りてみた。カンブリア紀という時代の説明から始まって、化石が出る場所とか出土する生物相の話が続いて、そんでアノマロカリスやら三葉虫やらの主要な種が紹介されて終わり。眠い。誤植多い。オドントグリフス出てこない。つまらん。
著者の専門は当時の生物をコンピュータ上で再現することだそうで、そこに触れた最終章だけは面白かった。なぜそのネタをメインにしないかな、お前は。
- 軍事ジャーナリスト会議(編著)
- 宝島社文庫
- 古本
そろそろCGIを作らないと本格的にマズい状況っぽい。ああ、やるよ。やればいいんだろ。明日こそ絶対にやってやるぜ。
んで。前回読んだのと似たような時期に出た似たような本。どっちも別冊宝島で、内容も書いてる人間もかぶってるんだから違いを見つけるほうが難しい。それでも敢えて細かく見てみると、こっちのほうが記事のまとめ方が若干明確だったかも。その分、微妙に前の本より読めたような気がしないでもない。しないかも。
大したことが書いてあるわけじゃなし、本当になんつーことない。読み応えもなにもない。疲れなくていいけどね。
- 別冊宝島編集部(編)
- 宝島社文庫
- 古本
ああ、早くCGIに取りかからなきゃ。と思いつつウダウダとFF11なぞプレイしてみる。酒なぞ飲んでみる。気がつくとCGIが全然出来てない。なぜだ。
んで。10年くらい前の自衛隊の戦力の話。自称も含めた軍事ジャーナリストだの軍事評論家だのが好き勝手に書いた記事の寄せ集め。一般人以上マニア未満な感じの人も多く、総じてレベルは低め。注目に値する情報はなかったよ。ま、別冊宝島だからこんなもんだ。
P-3Cの記事で、カトケンが「パイロットかFEのどちらかが機長となる」なんてことを書いていたが、FEって機長できるの? TACCOと勘違いしてるだろ。
- 富樫ヨーコ
- 講談社+α文庫
- 古本
着実に開催が迫りつつある某テレビ番組のネット大会。クイズCGIを作らなきゃいけないんだけど、まだほとんど手をつけてないの。なんか心配になってきた。どうしよう。
んで。ホンダがWGPにカムバックした下巻。普通に作ったNS500が普通に走って、投入2年目で普通に優勝した。一方、NR500は静かに終了。なんつーか、4ストで同排気量の2ストに挑んだトンデモマシンのNR500に比べちゃうと、いくらレースに勝ったところでNS500は普通すぎて燃えない。NR500の勝ち。
NR500はアツかったわけだが、オフツアラー好きとしてはEXP-2がサイコーなのでEXP-2の話を読みたい。誰か書け。
- 富樫ヨーコ
- 講談社+α文庫
- 古本
いきなり暑い。すごく暑い。もうダメ。全然ダメ。仕事にならない。だから仕事しない。あ、解決した。
んで。80年頃、ホンダがWGPにカムバックして大変だった話。上巻は8バルブの楕円ピストンエンジン搭載車・NR500奮戦記。周りは2ストばっかりだというのに、技術的挑戦ってことで思わず同排気量の4ストで挑んじゃうNR500。それは明らかに無茶だ。無茶すぎる。だが、それがいい。アツい。
でもやっぱり勝てなくて、サクッとNS500の開発に着手したよ。
- 内橋克人
- 講談社文庫
- 古本
空自コスプレ大会で小松に行ってきた。今年はなぜか射撃が絶好調だったので大満足。恒例のお土産ラインナップはこんな感じ。
んで。工業製品の開発記、いよいよ最終巻。トリを飾ったのはミノルタのα-7000、三洋電器の欧州進出、竹中工務店の欧州進出の3本。もうね、「匠」だっつってんのに、なんで欧州進出の話が出てくるのか理解できない。商習慣? 生活環境? しらんがな。物作りの話をしてくれ。
これで全6巻を読み終わり。面白いネタもあったけど、いかんせん余計な話が多すぎた。「匠」なネタだけで3冊くらいにまとめてほしかったよ。
- 内橋克人
- 講談社文庫
- 古本
空自コスプレ大会の開催が迫る中、1日付で階級が上がってたよ。伍長ってことは、つまり下士官になってしまったわけだな。昇進しても下っ端であることに変わりないんだけど、ちょっと嬉しい。
んで。ベストセラー工業製品の開発記だったりそうじゃなかったり。第5巻はクラレの人工補助肝臓、東レの人工透析装置、それと松下電器の商品開発の話。補助肝臓と透析装置は文句なしに面白かった。松下のは焦点が散漫でイマイチ。自動電子レンジのことだけ書いてくれればよかったのに。
「新版」は傑作選のはずなのだが、なぜか駄作がちょこちょこ混じってる。選んだの誰だ。