読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2003年09月14日 [書籍の類]
忍びの風 (3)
- [著] 池波正太郎
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 手持ち
- 俺満足度:★☆☆☆☆
そろそろ泣きが入ってきた池波処分シリーズ。やっと忍者から解放された。
んで。最終巻は織田の武田攻めから始まって信長死亡で終了。中盤以降、文章壊滅。接続詞ぐちゃぐちゃで前後がつながらない場面が多発した。つまらない話なんだから、せめて文章くらいちゃんと書けよなぁ。結局、実在武将エピソードは読めた。対して忍者エピソードは悪夢に近い。史実の流れに池波忍者が活躍する余地はない。それでもこの『忍びの風』は、背景になってる時代の力で他の忍者シリーズより読めたかも。忍者が出てこなければもっとよかった。←主題の否定
それにしても7冊連続で池波忍者。よく耐えた。