読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2003年10月28日 [書籍の類]
町工場 世界を超える技術報告
- [著] 小関智弘
- [刊] 小学館文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★★☆
筒井を読むと言ったそばから違う本を読んだ。日本の産業を支える町工場な気分だったから。
んで。産業ピラミッドの底辺に位置しているだけに景気の影響をもろに喰らう町工場。でも職人さんは腕とアイデアで乗り越える。NCとかプレーナーとか個人的に懐かしい用語がたくさん出てきて、モノを作る仕事っていいなぁと再認識。旋盤、フライス、プレーナー、鋳物、鉸(シボリ)などなど読んでいて実際にやってみたくなるような作業ばかりだった。出来れば各種溶接も取り上げてほしかったな。
町工場の旋盤工をやりつつ執筆もしている著者だけにリアル。技術的なこともしっかりと説明されていて楽しかった。