読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2003年11月28日 [書籍の類]
ベトナム観光公社
- [著] 筒井康隆
- [刊] 中公文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★☆☆
9日連続で文庫を読み終わり中。日記を書くのも一苦労。お金も労力も計算外だ。
んで。ところどころ朧気に憶えてたので昔読んだことがあるのかも。でもストーリーは綺麗サッパリ忘れてたので問題ナシ。「最高級有機質肥料」はエッセイにもよく出てくるアレだ。大便を分解して中身を見ていたら奥さまに気が狂ったと思われたという。俺としては大便の味を事細かに説明するシーンよりも痰壺のほうがキツかったが。「火星のツァラトゥストラ」も面白かった。この話はオチを書くためだけに作ったような気がする。
初期短編は読みやすい。読みやすいので金がかかる。でも面白いから止まらない。困るんだけど面白い。いろいろ悩ましい。