読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2004年01月12日 [書籍の類]
ジェットエンジンに取り憑かれた男 (上) 国産ジェット機「橘花」
- [著] 前間孝則
- [刊] 講談社+α文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★★☆
2ヶ月くらい前に買ったまま放置してた本を読んでみた。
んで。上巻は「国産ジェット機・橘花」ということで戦時中の国産ジェットエンジンであるネ20がメイン。面白い。情報も技術も不足している中でジェットエンジンに挑戦する男たちの格好よさといったら。超アツい。
ただ細かい部分で不満あり。著者はジェットエンジン設計上がりというから詳しいんだろうけど、説明なしで「フリーピストン・ガスタービン」とか「オープンサイクル2軸再生式」と書かれてもわからない。モデル図くらい載せてほしかった。文章力も微妙。指示語が指しているべき言葉がなかったり主語がなかったりで、意味をどうにでも取れちゃう場面が頻出。このへんはどうにかしてほしい。