- [著] 浅田次郎
- [刊] 講談社文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
連日の浅田。内容がないから頭を使わずにスラスラ読める。
んで。浅田自身の青春時代を元にした自伝的青春グラフィティっぽい連作短編。いやぁ、つまんなかった。高校生の「僕」が恋に遊びに精一杯生きた甘く切なくほろ苦い生活ということだったんだけど、中身空っぽ。進学校(自称)で適当に勉強して、親に買ってもらった車を乗り回して、毎晩酒飲んでタバコ吸って、女とみればセックスしてたというだけ。とにかくつまらなかった。
これはバカ自慢? “俺も昔は悪だった”ってやつ? 悪いのは頭だろ。