読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2005年12月23日 [書籍の類]

メディアの興亡 (下)

  • [著] 杉山隆男
  • [刊] 文春文庫
  • [入手経路] 古本
  • 俺満足度:★★☆☆☆

世の中が浮ついてると思ったら邪教の祭りが近いのか。ヒゲ生やしたデブのガイジンに家宅侵入されて喜ぶなんて変態の所業だ。敬虔な国家神道の徒である俺は静かに天長節を慶びつつ、連休中は外に出ないことを誓うのだ。どこ行っても混んでるし。

んで。第17回大宅賞作品の下巻は日経新聞のコンピュータ化を追うのかと思ったら実はそうではなく、毎日新聞がいかにダメかという話だった。それと、新聞作りコンピュータを開発したIBMが主役級の扱い。日本IBMから開発チームに参加した高妻SEがカコイイ。泣けた。たかがDTPやるのにシステム/360とかいうメインフレームを使う大袈裟さに感動の嵐。

ただ、せっかく終盤までいい流れで来てたのに締め方が安っぽくて若干興醒め。