読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年01月09日 [書籍の類]

平泉の世紀 古代と中世の間

  • [著] 高橋富雄
  • [刊] NHKブックス
  • [入手経路] 借り物
  • 俺満足度:☆☆☆☆

サイト移転。御茶メールOn-Lineがいつの間にやら読んダラ日記になっていたので再独立した次第。また単独で頑張るよ。

んで。弟所有の平泉物第2弾は前回にも増して厳しかった。序盤は平泉を政治や宗教の面から考察してて、ただの東北好きに過ぎない俺にとってはまるで暗号。どこまでが事実でどこからが著者の考えなのかすらわからん。後半は安部氏、藤原氏と源氏の関係についてだったので興味は湧いたけど面白くないことに変わりなかった。

記録とも創作ともわからない古文書から状況証拠の切れ端を集めて論じるのが歴史学なのか? もっと科学的に立証してほしいよ。