読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年01月24日 [書籍の類]
軍艦メカ開発物語 海軍技術かく戦えり
- [著] 深田正雄
- [刊] 光人社NF文庫
- [入手経路] 新本
- 俺満足度:★★★★☆
もういい。仕事なんてどうでもいい。人生なんてくだらねぇぇぇ!
んで。メカ分不足を補うためにメカメカしい兵器物。電気が専門の元海軍技術中佐が書いただけあって細かい解説が素晴らしかった。系路上に人間が介在する中~大口径砲の射撃データ伝達、針の接点が発砲回路の一部となってる角度メーター、機銃射撃装置の振動接点、角度式通信器としてたびたび登場するセルシンモーター(=セルフ・シンクロナス?)などなど、とにかく機械式。40km以上飛ばす大和型の主砲ですら人力経由だもん。誤差は気合と根性で克服だ。
ジャイロスタビにも驚いた。ジャイロで船体の揺れを軽減させるなんて、鳳翔と龍驤スゲェぜ!