読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年08月20日 [書籍の類]
俘虜記
- [著] 大岡昇平
- [刊] 新潮文庫
- [入手経路] 借り物
- 俺満足度:★☆☆☆☆
暑かったので思わずバリカン購入。思わず丸坊主。アタッチメントを使わないで刈ったら激しくスッキリ。まるでタイかラオスあたりの坊さんだ。頭皮がブヨブヨなのもポイント高いぜ。
んで。2年くらい放置してた借り物をようやく読んだ。南方の島で米軍にとっ捕まった大岡の捕虜収容所体験記で、自分自身を分析しながら収容所での生活を描写してた。簡単なことをわざわざ難しく考える文系インテリっぽさ全開。同じ収容所にいた連中については、必ず人格的欠点を挙げ連ねてた。まともなのは自分だけってか。
図を掲載するにあたって「文学者として、図形の助けを藉りるのは屈辱」なんて書いてたけど、大丈夫! みんな理解してくれるさ。この文章力では仕方ないって。