読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年08月25日 [書籍の類]
日本海軍のこころ
- [著] 吉田俊雄
- [刊] 文春文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:★★☆☆☆
富士総合火力演習が明後日に迫った本日、突如チケットを入手。今年は諦めていただけに感激だ。気合い入れて行くぜ。
んで。帝国海軍物。著者が海兵59期出身者だからなのか、士官ばかりで下士官兵は出てこないので日本海軍というより“海兵のこころ”だな。帝国海軍は素晴らしい組織であり海兵は素晴らしい学校だったのでとにかく帝国海軍マンセーと。陸戦隊の話は面白かったけど、それ以外はちょっと。むしろ内容よりも文章に注目。なんか変。話が脇道に逸れると二度と本筋に戻らないし、「さてそこで、上海特別陸戦隊の話に戻る」とそれまで触れてもいないところに戻るし。年齢が年齢だけにちょっとアレなのだろか。
このアバンギャルドな文章を楽しめれば面白いかも。