読んダラ日記 俺の俺による俺様のためのダイアリー
■2006年09月08日 [書籍の類]
死刑執行人の苦悩
- [著] 大塚公子
- [刊] 角川文庫
- [入手経路] 古本
- 俺満足度:☆☆☆☆☆
仕事再開がイヤすぎて夜も眠れず代わりに昼寝。それは体内時計が狂ってるだけというもっぱらの噂。
んで。ルポを期待して読んだら大失敗。死刑廃止論者の幼稚なアジ作文だった。刑務官が可哀想だから死刑廃止とか(それが仕事だ)、更正する死刑囚が多いから死刑廃止とか(更正した根拠はないし、更正したら罪がなくなるわけでもない)、死刑は殺人と同じだから死刑廃止とか(全然違う)、要するに論理的な理由はないけど死刑を廃止したいのだそうだ。なにこの頭の弱さ。そのうち“可哀想だから懲役廃止”とか言い出しそう。
自身をして「得意なことはなにひとつなく、なにもかも不得意だらけ」で「文章はとってもへた」とのこと。そこまで理解してるなら本なんて出さないでほしい。