書籍の類 読むの飽きてきた
■2004年05月07日 [書籍の類]
トーク8<エイト> 筒井康隆対談集
  • 筒井康隆
  • 徳間文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆☆

相変わらずの自堕落生活。ぐったり。

んで。筒井康隆対談集。想像を絶するつまらなさだった。とにかく対談相手がダメ。例によって山下洋輔が何回も出てきてつまんねぇ。『○○の艦隊』の荒巻義雄も出てきた。トンデモ火葬戦記で作家みたいな顔をされてもつまんねぇ。その他諸々要するに全部つまんねぇ。

そもそも対談なんて文字にするものじゃないんだよな。

■2004年05月04日 [書籍の類]
バブリング創世記
  • 筒井康隆
  • 徳間文庫
  • 古本
俺満足度:★★★★

自堕落に本日2冊目。読書以外なんもしてない。

んで。昔どこかで読んだことある気がする短編集。ほとんど憶えてなかったけど。「ヒノマル酒場」の他、とにかく良作揃いだった。この時代の筒井短編は面白い。

■2004年05月04日 [書籍の類]
乱調文学大辞典
  • 筒井康隆
  • 角川文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

GWも終盤戦に突入だが何の予定もない。飯ガツガツ食って酒グイグイ飲んで本ダラダラ読む怠惰な生活。

んで。これは昔読んだことある気がする。2部構成になってて、前半が文学やら文壇を茶化した辞典。元ネタがわからんので希に笑えた程度。後半の「あたなも流行作家になれる」は面白かった。作家になるためのハウツーと思いきや、流行作家になった後どうすべきかの指南ばっかり。あまりにバカバカしくて大笑いだった。

■2004年05月02日 [書籍の類]
革命のふたつの夜
  • 筒井康隆
  • 角川文庫
  • 古本
俺満足度:★★☆☆☆

今年のGWは人並みにお休みをいただいたので自堕落に過ごし中。

んで。古い短編集。今回も全体になんだか冗漫でキレがない。オチの一言を書きたかっただけという感じがなきにしもあらず。特別面白い話はなかった。

でも最近の筒井に比べれば勢いとパワーを感じた。普通には読めた。

■2004年04月30日 [書籍の類]
わが良き狼
  • 筒井康隆
  • 角川文庫
  • 古本
俺満足度:★★★☆☆

月末になってやっと読書ペースが上がってきたので帳尻合わせ。

んで。けっこう古い短編集。全体に冗漫でキレ不足。オチがボンヤリした作品が続いた。唯一読めたのは最後に載ってた表題作。雰囲気のあるもの悲しい話で、キャラクターも世界観もほとんどわからないままなのに情景が浮かぶ。これは傑作だ。

最後の最後で、それまでの沈滞感が一気に吹き飛んだよ。

■2004年04月29日 [書籍の類]
恐怖
  • 筒井康隆
  • 文春文庫
  • 新本
俺満足度:☆☆☆☆

新しめの筒井。

んで。ある地方都市の文化人を恐怖させた連続殺人事件の話。伏線だったら面白いと思えたネタが伏線でもなんでもなかったのでガッカリ。ミステリーと銘打ってあったが、なんということのないドタバタ小説だった。ありきたりだ。

もう『ロートレック荘』レベルの作品は出ないのかなぁ。

■2004年04月27日 [書籍の類]
言語姦覚
  • 筒井康隆
  • 中公文庫
  • 新本
俺満足度:☆☆☆☆

筒井再開。

んで。なんということのない普通のエッセイ集。この本ならではという特徴は見当たらなかったから特に書くことない。筒井はエッセイが多すぎるなぁ。たまに鋭いことが書いてあったりもするんだけど、似たようなのばっかりで正直飽きた。ネタかぶりすぎだ。

■2004年04月24日 [書籍の類]
北の風あおあおと 姫神・星吉昭エッセイ集
  • 星吉昭
  • 岩手日報社
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

本日2冊目は久々のハードカバー。

んで。『幻想水滸伝III』の曲なんかを作った東北が誇るシンセユニット「姫神」の中の人のエッセイ。姫神15周年記念パーティーに出た時もらったサイン本で、8年間ほど放置してた。今回、初めて読んでみたわけだが、まぁこんなもんだろね。擬音に独特のセンスが感じられたりしたけど、大して面白いもんじゃない。本職の物書きじゃないわりには健闘したってとこか。

そういや久しく姫神聴いてないなぁ。最近の曲、全然よくないからなぁ。姫神せんせいしょんで終わっとけばよかったのに。

■2004年04月24日 [書籍の類]
着想の技術
  • 筒井康隆
  • 新潮文庫
  • 古本
俺満足度:☆☆☆☆

このところ忙しくて思うように読書できてなかったので、今日はどうにか時間を作った。

んで。いろんな雑誌に書いたものをまとめたエッセイ集。自分の見た夢を分析してみたり、新しい小説の試みとして虚構性の追求を語ってみたり。その中で『虚人たち』につながるアイデアが出てきて、ようやく意図していたところを理解した。

まぁ狙いがわかったところで面白くないことに変わりはないけど。

■2004年04月18日 [書籍の類]
虚人たち
  • 筒井康隆
  • 中公文庫
  • 新本
俺満足度:☆☆☆☆

えらく時間かかった。『青色申告デビューガイド』より前に読み始めたのに。

んで。泉鏡花賞作品。虚構のための虚構というか、とにかくメタメタした話だった。小難しいばっかりで全然引き込まれない。こういうのは好きになれない。

中公文庫の筒井はメタな実験作ばっかりだな。