- 池波正太郎
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そういえばベトナム旅行の出発日が明日だというのにEチケットが来ない。出発3日前までにマイページに登録されると書いてあるのにどこにもない。初めて使ったみたけど大丈夫なのかSurprice。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第7巻。恐れていたネタ切れの兆候が顕在化しつつあり、なんだかワンパターンになってきた。全く読めないというほど酷いわけではないんだけど、これと言って面白い話もないという非常に危険な状態。文章下手なんだから、せめてストーリーくらいはちゃんと考えてもらわなきゃ読み手が困るぜ。
今は、これが終わりの始まりでないことを祈るのみ。南無。
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妻の体調が怪しいから受診したら、やっぱり妊娠してた。ついに俺もパパか。いや、そんなことより来週、夫婦でベトナム旅行に行く予定なんだった。止められても困るから医者には黙っておこう。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第6巻。筆の乗りに若干の陰りが見えてきたような気配がなくもないけど、まだ大丈夫。池波のストーリーテラーとしての能力の高さはしっかりと感じられた。と同時に文章力の低さも遺憾なく発揮。セリフが説明的すぎて興を削がれる場面が多すぎるのがもったいない。なんで誰も推敲してやらないんだよ。
ま、俺の中で池波は小説家じゃなくテレビ時代劇の原作者だから、小説のレベルはどうでもいいや。
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みんな勘違いしてるみたいだけど光明星は弾道ミサイルじゃないよ。地球観測衛星を積んだ学術目的のロケットだよ。偉大なる最高指導者様は科学の発展のために尽力してくださっているのです。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第5巻。池波絶好調で筆がグイグイ進んでる。この巻は粒揃いでかなりよかった。まだまだシリーズ序盤ってことでネタが新鮮さを保ってるのが大きい。文章力がアレすぎるもんだから、どの話も小説よりテレビ版のほうが断然面白いという悲しい事実はひとまず置いておくとして、池波グッジョブよ。
なにしろまだ5巻目だから、こんなところで沈んでもらっちゃ困るんだ。先は長い。
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ノートPC用のRTC電池が届いたのでレッツ交換。今回入手したML1220は元のUS1620より大きいけど入らないサイズじゃなかった。得意のイモ半田で接続したら復活したぜ。これでまだ戦える。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第4巻。文章力の低さとページ面積に占める文字の圧倒的少なさのせいで情報量的観点からはスカスカもいいところだけどストーリーはそこそこという、良くも悪くも(好調な時の)池波作品の特徴が色濃く出た一冊。これぞという面白い話はなかったけど、平均的に読めた。俺くらい池波を読み込んでると、つまらない話がなかっただけで大満足よ。
「あ」とか「うっ」とか「は?」で行数を稼がずにもう少しちゃんと書けよ、という思いはグッと飲み込む。
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長いこと使ってるノートPCがシャットダウンするたびにBIOSクリアされちゃって面倒くせぇので、重い腰を上げてRTC電池交換を決意した。SONY製のUS1620が入ってたけど入手困難なのでML1220を注文。サイズ違うけど、まぁ大丈夫だろ。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第3巻。物語が始まったばかりとも言える時期だけど、鬼平は早くも火盗改をお休みして京都旅行に出発。そういう非日常ネタはもう少し後に取っておいたほうがいいんじゃないかと先の心配をしちゃうけど、刹那的な視点から言えばOK。「盗法秘伝」とか面白かった。相変わらず忠吾が便利なキャラで縦横無尽の大活躍。
不安点としては、今回も主人公が完全無欠のスーパーヒーローってことか。成長がないから飽きが来るの早いんだよなぁ。
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年始から好調だった通販業務は月末近くになって勢いが落ちたけど、それでも利益は前年同月比10%増を記録。全盛期と比べたら半分以下なんだけど、このところ減る一方だったから嬉しい。この調子で上向いてくれ(切実)。
んで。手持ち池波ラストシリーズ第2巻。作品世界の方向性が決まり主要キャラの個性も固まってきて、いよいよ池波の筆が乗ってきた。読める、読めるぞ! 全話ほぼ当たりと言っていい出来だった中でも特に「妖盗葵小僧」は面白かった。兎の忠悟が鬼平を食う勢いでキャラが立ってるのも頼もしい。
でもまだまだ序盤戦。いつまで筆が乗り続けたままでいてくれるのか、期待と不安が2:8。
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このところ悲惨な状態で触れたくもなかった通販業務。それが今年はなぜか出だし好調で、需要が持ち直したのか一時の気まぐれなのかわかんないけどモチベーションはちょっと復活。この調子で頼むぞ、お客さん。
んで。満を持しての鬼平は、ついに手持ち池波ラストシリーズ。さすが池波の代表作の中でも筆頭格の、それも第1巻だけあってネタは切れてないし余裕を持って書いてるのがわかる。テレビの吉右衛門で何度も観ちゃってるから作品そのものに新鮮味はないけど、けっこう楽しく読めた。無能な巻末解説のせいで読後感を損してるのがもったいない。
あとはどこまでネタ切れせずに持ちこたえられるかの勝負だな。
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祖母逝去。ずっと会えてなかった俺と弟が到着した日の夜に容態が悪化してな。姉妹、子供、孫が1人も欠けずに揃い、ひ孫や姪なども合わせて約20人が祖母を囲んで「姉ちゃん」「お母さん」「ばあちゃん!」と呼びかけながら見送った最期は感動的ですらあった。幸せに逝けたかな……。
んで。真田モノ中短編集。文章力には目をつぶるとして、印象としては真面目にしっかり書いたなぁということ。いつも頑なにページの上半分しか使わない池波が珍しく下まで使ってるよ。ズタボロになった藩財政を立て直した恩田木工の活躍を描いた表題作は長すぎず短すぎず、池波にありがちな余計なキャラや脇道エピソードが出てこない良作。
なんだよ、池波もやれば出来るじゃん!
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なんか妻が気持ち悪いとか言い始めてて、悪阻という気がしなくもない。そろそろと思ってたから本当だったら嬉しい……か? まだ覚悟完了してない。怖い。
んで。真田ラノベ最終巻は真田家のその後の話でほぼ蛇足。改めて、史実という縛りがある歴史小説は池波に向いてない。解説の八尋舜右(誰?)は“小説家”としての池波をベタ褒めしてたけど、俺の感想は完全に真逆。小説家としての池波は、履かせるだけの下駄を履かせてもいいとこ下の上くらいでしょ。なにせ文章力がプロのレベルに達してないもん。
池波を評価すべきは時代劇の原作者としてだ。映像化された池波作品は小説より断然面白い。脚本家の腕に負うところが大きいかも知れないけど。
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アニメ「宇宙兄弟」のせいで宇宙飛行士熱が一瞬高まったけど、冷静になって考えたら宇宙飛行士って酒も飲めなきゃタバコも吸えなくね? 宇宙なんか頼まれたって行くもんか馬鹿にすんな!
んで。真田ラノベ第11巻はささっと大坂夏の陣終了。最終決戦とはいえ、戦力差が大きすぎて湾岸戦争ばりにカタルシスの薄い大坂の陣だ。そこに池波の文章力の効果が遺憾なく発揮された結果、盛り上がらないままヌルッと終わった。盛り上がらないのはこの巻に限らないけど、なにはともあれ無事に幸村が死んでめでたしめでたし。ここまで俺よく頑張った。
と思ったら、まだ続くの!?