書籍の類 読むの飽きてきた
■2016年03月25日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (17) 特別長編 鬼火
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

先日買ったBluetoothドングルでテザリングを試してみたら使い物にならない遅さ。下手な小細工を弄するより有線のUSBテザリングでいいことにした。BTドングルなんていらんかったんや。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第17巻。ある程度予想していたから驚きはないけど、また長編に逃げた。ネタが出ないところで締め切りに追われたら長編にいくしかないよね。そんな切羽詰まった長編は旗本の養子縁組が入り組んだ事件で序盤、中盤と面白かったんだけど、ラストが弱い。恐ろしく弱い。あんだけ期待の持てる展開だったのに、畳み方で全部台無し。

これ、半分は作家の限界を超えて仕事をさせた編集部の責任だわ。

■2016年03月21日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (16)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

RTC電池を交換して復活したノートPCでテザリングしてみようとPCカード型のBluetoothアダプタをゲット。出っ張らないデザインがいい具合。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第16巻。前回の水増し長編で稼いだ時間が還元されて、ちゃんと読めるレベルで揃えてきた。忠吾の結婚とその後の新婚ノロケネタを使いすぎた感はあるけど、忠吾ならしょうがないと思わせるキャラ設定の勝利。対して、いつもながら偶然の出会いが多すぎるのは展開の敗北。出来ればもう少し自然な流れでお願いしたいところ。

なんにせよ、これで稼いだ時間は使い切ってしまっただろうから次巻は期待薄だぜ。

■2016年03月16日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (15) 特別長編 雲龍剣
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

商品発送用の封筒を85g/m2に落とせば1枚当たりの単価が抑えられることはわかってるんだけど、なにせ扱ってる商品がエロだから封筒強度は超大切。薄いと中身も透けそうだし、これを変えるのは厳しいか。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第15巻は初の長編。平蔵が襲われ部下が殺され、さぁどんな大事件? と風呂敷を広げておいて、終わってみればなんとも小粒な話という、少ないネタを希釈してページ数を水増しするいつものやつだった。池波がシリーズの途中で長編をぶっ込んでくるのはネタが枯渇して時間を稼ぎたい時だから、アニメでいう総集編だね。いよいよ終わりの始まりだ。

ただ、短期的には時間を稼げたはずだから、いつものパターンなら次巻は読める。じゃないと困る。

■2016年03月14日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (14)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

経費削減のため、商品梱包用のプチプチ袋をベロ無しの極小粒に変えてみた。今まで使ってたベロ付d37の半額以下だから、積もり積もればけっこう違うはず。他にも削れる経費はないか?

んで。手持ち池波ラストシリーズ第14巻。ネタ作りに四苦八苦している気配はありつつも読める状態を維持してる。驚かされたのは伊三次の死。古参密偵の中では格下のほうだったとはいえ殺しちゃうとは思い切ったもんだ。ただ、これで駒が一つ減ったのは間違いないわけで、今後に影響しないか心配。その他、忠吾が主役の「さむらい松五郎」がそこそこ。

鬼平も残すところちょうど10冊になった。このままラストまで、は無理にしても頑張れ池波。

■2016年03月11日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (13)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

そういえば大学時代、ゴルフ部所属だった俺はフランキー・ミノザ似で有名だったことを思い出した。フィリピン娘とすんなり結ばれたのは自然の成り行きだったのかもしれん。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第13巻。ギリギリの綱渡り状態が続く鬼平の中盤戦だけど、ひとまず底は脱したようで、この巻はこれまでの数冊に比べるとかなり安心して読めた。今までとは毛色の違う「一本眉」の出来がいい。どうもこのあたりで「嘗役」というのを思いついたらしく、突如としてたくさん出始めた。このヘビーローテーションが池波だなぁ。

ともあれ、この好調が長続きしてくれることを祈るのみ。

■2016年03月08日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (12)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

妊婦検診の送り迎えどころか、ずっと妻に付き添って一緒に医者の話を聞いてる俺は本当によくできた夫だなぁと自分で感心する。通訳がいないと困るので同席しろと言われてるのは内緒。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第12巻。ネタ切れドキドキ感を演出しつつも、ストーリーそのものはなんとか読めるレベルをキープした。でも書き方がますます雑になっててキツい。文章的な繋がりを考える余裕もないまま、とにかく思いついたそばから脊髄反射で書いてるとしか思えず、超ぎくしゃく。もはやこれを文章とは呼びたくない。

休載して時間の余裕を作る度胸が池波にあれば、鬼平はもっと高みに辿り着けたはず。

■2016年03月04日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (11)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★☆☆☆

MondoTVでやってたのをチラリと目にして気になった「凍牌~裏レート麻雀闘牌録」を一気に観た。麻雀のことはよくわからんが、もんのすごく面白かった。なぜ続きを作らんのですか。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第11巻。シリーズも中盤に入って、いよいよネタ切れか、終わりの始まりか、と毎度ドキドキさせてくれるスリリングな展開の中、この巻は少し持ち直したかな。毎度のことだけど「鋭!」「う……」「はっ」「や!」でページが進んじゃうから全然疲れずに読めるのがいいね。ってゆーか、読んだという気が全くしない。

池波の文庫は下半分が真っ白でもったいないから、A7サイズで刷ったほうがエコだな。

■2016年03月02日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (10)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:☆☆☆☆

通販業務用のFOMAを解約した。去年の改悪で繰り越し分を家族で分け合えなくなってから、無駄に消えゆく無料通話分に我慢ならなくなった。マルチナンバーのほうが安いじゃんか。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第10巻。今までなんとか踏ん張ってきてたんだけど、ここに来て急激にネタ切れ感。配下の密偵が死んじゃうパターンに頼りすぎだ。1回だけなら意外性の効果があるけど、その後すぐまた殺しちゃったらワンパターン。新しく思いついたアイデアをヘビロテするのは池波がネタに困ってる時の特徴だから、今後に大きな不安が残る。

オリジナリティにあふれた文体(オブラートに包んだ表現)にも、そろそろムカついてきた。

■2016年02月29日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (9)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

ようやく去年の帳簿付け終了~。今年も例によってフィリピンの貧乏家族が大活躍してくれて扶養控除が美味しいです! さて、ちゃっちゃと確定申告しちゃおう。

んで。手持ち池波ラストシリーズ第9巻。今回は大滝の五郎蔵とおまさが平蔵の仲立ちでくっついた。あの手この手でネタをひねり出してて、もう9巻だというのに読めるレベルをキープしてるのは驚愕。池波にとって鬼平は特別な作品ということなんだろうか、文章力の低さがいつも通りなのは置いといて、力の込め具合が他の作品とは違う気がする。

ただ、不穏なことに「浅草・鳥越橋」がこれまでの鬼平で最低の駄作で、いよいよ終わりの始まりかとドキドキしてる。

■2016年02月26日 [書籍の類]
鬼平犯科帳 (8)
  • 池波正太郎
  • 文春文庫
  • 貰い物
俺満足度:★★★☆☆

ベトナムからの帰りの飛行機が9時間遅延したりもしたけれど、私はげんきです。妻のお腹の子も、まだちゃんといるような気がする。とりあえずベトナム楽しかった!

んで。手持ち池波ラストシリーズ第8巻。筆に陰りが見え始めていた前巻での不安を払拭するかのように、この巻は安定して読めた。特に「白と黒」は鬼平らしさがしっかり出ててヨシ。平蔵が常に非の打ち所のないリーダーであると同時に剣の達人でもあるところが、まさに昭和のヒーロー像って感じで若干興ざめだけど。

つくづく池波は完全無欠のスーパーヒーローしか書けないねぇ。