- 藤沢周平
- 文春文庫
- 貰い物
枕元で使えるネット端末がほしくなったので泥タブ買ったった。機種は人気のASUSメモパHD7(ME173-PK16)。ファンキーストロベリーのボディが可愛い。これで不眠も怖くないぜ。
んで。引き続き藤沢周平、今回は少し長めの短編ってことは中編を4本収録。全て武家モノで、主人公は剣術使い(←ここ重要)。やっぱりチャンバラがあるとないとじゃ面白さが全然違うんだよね。どの話もよかったんだけど、特に印象的だったのは「榎屋敷宵の春月」だ。主人公・田鶴の小太刀が琴線に触れた。よくわかんないけど小太刀って格好いい気がする。
これは周平の中でもかなり粒揃いの一冊なんじゃないか。レベル高いぞ。
- 藤沢周平
- 文春文庫
- 貰い物
豪州時代の仲間と久しぶりの飲み会。S木なんて20年ぶりに会ったぞ。みんなに妻の写真を見せたら「子供じゃねーか!」と言われた。当たり前だ。だから結婚したんだ。
んで。引き続き藤沢周平、長編の下巻。チョメチョメしてたらお互い本気になっちゃった。しかし不義密通は重罪。それをタネに強請ってきた同業者を殺しかけたりしたこともあって、えいやっとばかりに全てを捨てて駆け落ちエンド。こうして不倫カップルだけは救われた。ただ周りは大迷惑だよなぁ、と考えちゃうとモヤモヤが残る。
こういうのより海坂藩あたりで切ったり張ったり青春したりしてるのを読みたい。
- 藤沢周平
- 文春文庫
- 貰い物
通販の利益が減りまくって、今月は過去最低を更新しそうな勢い。競合してる連中はなに考えてるんだ。もう少し高値で安定させろ。と、ツールでガンガン値下げしてる俺が言う。
んで。引き続き藤沢周平、今回は長編市井モノ。一代で築いた商売は老舗からの圧力で大変だし、家庭は冷え切ってて居場所ナシ。そんな侘しい初老を迎えた問屋の主人が人妻に惚れてチョメチョメする話。念願の長編だけど、暗い。暗すぎるよ。文章が上手いから読んでて余計なストレスはないのが救いか。
まだ下巻が残ってるけど、先が思いやられる暗さだ。これ誰も幸せにならないんじゃないか。
- 藤沢周平
- 文春文庫
- 貰い物
やること全て見当違いのmixiが閑古鳥。一応チェックはしてるけど、もう誰も書き込まない。みんなどこ行っちゃったんだろうなぁ。Facebookがあるからどうでもいいけど。
んで。引き続き藤沢周平、今回のは短編集。どの話も派手さはないんだけど、安心安定の面白さ。特にオヤジの渋さが際立つ「闇討ち」「鷦鷯」が好もしかった。短編として完成されていることは理解しつつも、もっと長く読んでいたかった。
作家を名乗る連中は最低限これくらいの文章力を持っていてほしいもんだ。わかるか池波?
- 藤沢周平
- 文春文庫
- 貰い物
そういえば某クイズ番組のオンエアが今夜だった。今年は地区予選絡みで振り回されたけど、無事に終わってよかった。視聴率取れたらいいな。
んで。引っ越し出土品の片付け再開。今回は藤沢周平シリーズで攻める。まずはこれ。元御側用人のご隠居が古い友人知人絡みの事件を解決しながらお家騒動も収めちゃう連作短編。事件は些細なものばかりで比較的淡々とした話なんだけど、なぜか面白いんだよなぁ。やっぱ周平の文章いいわぁ。安心して読めるって素晴らしい。
なお、主人公の清左衛門は仲代達矢をイメージしておけば間違いない。
- 村上春樹
- 新潮文庫
- 貰い物
自分で料理したポークソテーが激旨だったというささやかな幸せ。
んで。ようやく完結を迎えた村上春樹は、予想した中で最低最悪のオチだった。ようやく出会えた青豆さんと天吾くん。非常階段の下り口はなかったけど、そういえば階段下りてきたんだったテヘ。階段上って不思議の国から帰ってきたと思うけど元の世界かどうかはわかりません。おわり。……伏線回収も謎の解決も一切ナシの完全投げっぱなし! 読んで損した! 時間返せマジで! これを安易にファンタジーと呼んでしまうと本物のファンタジーに失礼なくらい酷いレベルの駄作。
ノーベル賞? 冗談は死んでからにしろ( ゚д゚)、ペッ
- 村上春樹
- 新潮文庫
- 貰い物
妻が永久脱毛をしたがっていたので、ついに決断。某美容外科で両脇とV・Iライン全脱毛6回コース、お値段は約10万円……けっこうお高いものですな……。
んで。物語も佳境だというのにどこが核心なのかすら不明な村上春樹。今までちょこちょこ登場していた探偵の牛河が単独の章で語られるようになったが、これ本筋に関係するのか? とか思ってたら死にきれなかった青豆さんがセックスせずに教祖様の子供を妊娠という意味不明なファンタジー展開キター。なんでもありになってきた。
次巻でラストだというのに、ストーリーに関係ない描写ばかり多くて謎が解決しそうな気配がない。まさか最後までこの調子で行く気なのか……?
- 村上春樹
- 新潮文庫
- 貰い物
間借りしてる倉庫で使わせてもらってるノートPCのHDDが突然死。画面もみんなの顔も真っ青。急遽、捨てられる寸前だったオンボロWin2000マシンを復活させて乗り切った。冷えたぜ。
んで。冗漫だけど先が気になる村上春樹。教祖様の発言から平行世界説が確定。その後、いろいろあった気がするだけで実はなにも進展せず、ようやく終盤で青豆さんが高速道路の非常階段を見に行ったらなかったので死に急いだ。ただ青豆さんよ、1Q84には非常階段を下りて来たんだから、戻る道は上り口なんじゃないの? なんでまた下り口を探してるのか意味不明。
ここからどう話をまとめるのか気になる。すごく気になる。
- 村上春樹
- 新潮文庫
- 貰い物
毎週聴いてる「伊集院光 深夜の馬鹿力」で流れる東放学園(自称エンタメの専門学校)のCMが酷い。声優科があるのにセリフ下手って逆効果だろうに……。
んで。必然性のない水増し文章が多いから速読余裕の村上春樹。青豆さんと天吾くんはいつの間にか同じ世界にいるっぽい。青豆さんの場合は首都高の非常階段を下りたのがトリガーになったけど、天吾くんはどうやって“1Q84”世界に来たんだろか。その他、カルト教団の教祖様が本当に世界を操る能力を持ってたり、リトル・ピープルとかいうよくわかんない存在が出てきたりと、ここに来てファンタジー化が加速してイヤな予感。
これまでSF小説のつもりで読んでたんだけど、認識を改めておいたほうがいいかもしれん。
- 村上春樹
- 新潮文庫
- 貰い物
イプシロン試験機また延期。俺に言わせれば全ては垂直打ち上げ方式のせい。傾斜ランチャーなら1発で成功してた。斜めに打ち上げたほうが格好いいだろ。
んで。ちょっと話が繋がってきた感じの村上春樹。青豆さんがいる世界は、天吾くんがリライトを依頼された「空気さなぎ」という小説内小説の世界と同じっぽい。でも、だからどうだということまでは全然わからん。新たにカルト教団が出てきてみたりと、風呂敷は広がる一方。これがちゃんと収束したらすごいぞ。
冗漫な文章と下手くそな比喩表現がどうにかなれば、もっと引き込まれるんだがなぁ。